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(元)競技者の自分と栄養士の自分

こんにちは(^ ^)
nanakoです☺️

昨日、管理栄養士の国家試験が行われました。受験された皆さんお疲れ様でした。
昨年私も経験し、晴れて管理栄養士になることができました。
あれからもう1年経ったと思うと、ものすごく早いです。

競技を引退して1年。
管理栄養士になって1年。

今年は大学を卒業して社会人になり、これまで経験したことのないことばかりの新鮮な年でした。
そして、世界中がコロナに翻弄された1年でもありました。

私は大学卒業まで、
管理栄養士歴よりも遥かに長い期間、選手として競技をしていましたが、
今年からサポート側へ立場が変わりました。

毎日選手たちに食事を作っていると、
選手だった頃の気持ちが蘇ってきます。

そこには、競技者の自分がいます。
いろんな感情があります。

今日の練習頑張ったら明日はOFFだ。

今度のポイント練習の設定クリアできるかな。

明日の朝練習は強度が高いから、ご飯を多めに食べておこう。

○○のレースで、ライバルの子が自己新を出した!私も負けたくない。頑張ろう。
今日は風が強いなぁ。

足が張ってるぞ、ケアしなきゃ。

あ〜〜コンビニに売ってたあのスイーツが食べたい。けど次の試合終わってからにしよ。

今日のごはん何かな〜♪

そんな自分へ、栄養士の自分が言います。

いろいろ欲はあるだろうけど、
栄養士のすべきことは栄養価の整った食事を作ること。
それでいて選手たちに美味しい、楽しいと思ってもらえるように工夫すること。
妥協はしない!

選手たちの頑張りを、
決して無駄にしてはいけない。

寮で提供する食事というのは、
選手たちのパフォーマンス向上のための手助けになるものです。

私のミスによって、それを損ねるようなことがあってはなりません。

実際自分が競技しているとき、
食事は、練習と同じぐらい大切なものだと身をもって感じました。

また、本気で勝ちたいと思っていたときは、
心も繊細で、
日常生活や食事の少しの乱れでもすごく気になったものです。

その気持ちに寄り添ってあげたい

自分がそう思っていたからこそ、

まあいいや。

と妥協することは絶対にないようにしています。

心境の変化

他チームのライバルや同じチームのメンバーが試合で結果を出したときには、

自分が情けない、悔しい。

という気持ちの方が強く、仲間の結果を素直に喜べない自分がいました。

競技の世界から離れた今、
選手が良い結果を出したときには、

良かったね!

と、心から喜べるようになり、

おめでとう!

と、言葉をかけられるようになりました。
自分の中では、とても大きなことでした。

競技者からサポート側へ。

単に立場が変わっただけでなく、
心にも(身体にも😅)変化を感じられるようになりました。

選手の時に感じていたことを大切に、
これからも一人ひとりに寄り添ったサポートができるようにしていきたいです😌

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