妊婦であるということは、思い通りにならないことの連続

私は、自分で自分のことを、「計画的な人間」

だと思っている。

子どもの時から何か叶えたい願望(夢)があれば,受験や就職などにおいて、それをいかに無駄なく,最短で叶えられるかを考えて行動してきた。もちろん、縁や運、環境や周りの方々のサポートのおかげでもあるわけだけど、たぶん私は、「自分の身の丈に合う範囲で努力し実現可能な目標」を持ち、着実に実現するのがうまいのだと思う。

結婚、妊娠においても、所謂、婚活、妊活を短期決戦で行った。

30歳で付き合っていた彼氏と別れたとき、「私は、早く結婚して、子どもが欲しいのにも関わらず、このまま自由恋愛をしていては、年齢的に独身男性はどんどん少なくなり、たとえ相手が見つかっても、同じタイミングで結婚願望を持てるかわからない。ハイリスク、ローリターンすぎる。」と思い、別れてから1週間後には結婚相談所に入会し、婚活を開始した。

結果として、入会から1年以内に相手を見つけ結婚した。(もちろん入籍するにあたり、それなりに相手との喧嘩もあったし、結婚生活も、他人と暮らすという意味で大変なんだけど、それはまた今度。。。)

結婚し、半年後、32歳を迎えるにあたり子どもが欲しいなら、妊娠力、生んでからの子育てに関する体力的な面からも、そろそろ妊娠したくなった。しかし、もともと生理不順で悩んでいたこともあり、自然妊娠を期待するのは時間の無駄と思い、不妊外来でも有名な婦人科を受診。

予想通り、婦人科の所見では、自然排卵が起きていないため、「あなたの場合、1回目か2回目の排卵誘発剤によるタイミング法で妊娠できなければ、次のステップに移るべき」と言われ、薬を使用しての初めてのタイミング法で、子どもを授かった。

婚活・妊活合わせて約1年半後、私は、自分の希望どおり、妊娠することができた。

妊娠する前の私は、出産(分娩)、育児がとてつもなく大変であることは、周りを見ていても、明らかであったが、「妊娠期」というのは、初期のつわりはあるけれども、幸せの塊のような時間かと思っていた。

しかし、実際は、「え、こんなにつらいの!?、こんなに思い通りにならないの!?聞いてない!!!!」ということの連続のような毎日だったと思う。

実際、私は、胎児の成長について指導を受ける部分もありつつも、9か月まで、フルタイムで働く、健康な妊婦だったと思うが、それでも振り返ってみると、「幸せ」より、「辛さ」を感じていた時間が多かったと思う。

なにより、自分の考えや行動を「思い通りに実現できない」ということを、妊娠して、(ほぼ)初めて経験した。

いよいよ臨月に入り、出産を間近に控えた今、妊娠中の心や体の変化をまとめておきたいと思うが、母子健康手帳の妊娠の記録欄は、将来、娘に見せることを考えると、「良いこと、嬉しかったこと」しか書けなくなってしまう。(娘への忖度!)

もちろん妊娠して嬉しかったこと、幸せだったことはたくさんあるが、本当に書きたいことはたくさんあるのに、なんだか上っ面だけの記録を残すのは嫌なので、本音で記録書ける場所として、こちらを選んだ。

忘れないように現在の日々の記録も残しながら、同時並行で過去の妊娠記録を振り返っていきたい。






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