すれ違いだらけだ。
自分が自分を理解することだってこんなに難しいのに、他人とすれ違うのなんて当たりまえ。
良かれと思ってもすれ違う。
相手のことが大好きでもすれ違う。
同じことを思っていてもすれ違う。
でもこのすれ違いからしか産まれないものもある。
例えばそれは、相手には相手の気持ちがあったということを本当に理解しないといけないタイミングが訪れる瞬間でもある。
理解しないと“いけない”のはすれ違っても元に戻りたいから。
自分一人だけではどんな人も決して生きてはいけない。自分の人生に誰かが関わることが約束されているから、すれ違うことも当たり前のことだってすんなり受け入れた方が生きやすくなる。