見出し画像

CICLO(シクロ)

CICLO(シクロ)は、私が創った会社だ。

はじめは半分ノリで創ったような会社で大したビジョンもなく、名前も一晩で決めてるくらい深い意味はなく、自分が生きてけるぐらいの収益が上がっていけばいいなぁと志低くはじめた会社だった。

なのに、最近会社について考えたり仕事をしているうちに、自分と会社のどんどんビジョンがどんどん大きくなってきてしまった。

会社名にも、意外にもちゃんと意味が見出されてきたので、ちょっと整理しようかな、と思う。(どうせすぐ変わるのだが。毎日アップデートされすぎて自分自身の更新が追い付いていない。)

CICLOの意味

そもそも会社名の「CICLO」とはスペイン語で「輪」とか「循環」を意味する言葉である。

世界的な気候変動や感染症の流行・紛争などの問題が頻発すると同時に、既成概念を破るテクノロジーが日々進化している中、人々の移動はますます盛んになっており、私は将来的に「国境」という概念は限りなく形骸化していくと考えている。

すなわち、今は「つながり」という概念について再考しなければないときだと思うのだ。

これからの世界において必要な「つながり」とは、なんなのだろうか。

ただ出会って終わるのものなのか。

私はそうではないと思う。
出会ったその先に、いかに共感した人たちの共創を見出すか?

異なる価値を持つ者同士とのつながりを、
互いの価値を高めあえる人々のつながりにいかに昇華させられるか?

これは、これからの未来のために必要なことなのではないかと思う。

だからこそ私の事業は、

テクノロジーで物理的な距離を超え、
国境にさえにとらわれないグローバルな視点をもって多様性のある出会いと交流を生み出し、
共感した人々がともに高めあい、
互いに豊かになれる「未来を創造するつながり」を生み出すこと

の実証なんじゃないか?と、ひそかな仮説を今は持っている。

気を付けたいのはこの仮説の重要なポイントは、

この仮説の実証を通じて、人々のつながりを再構築していくことが、
自然や文化といった地球上のかけがえのない資源が保持され、
人々の暮らしがより豊かになる循環型経済をつくっていくことにつながるかどうか。

という点にあるということである。

例えきれいごとだと言われても、私は、お金だけじゃない、人のつながりの中で育まれる新しい豊かさを追い求めていきたい。

こうした思いとつながりが「輪」となって世界中に広がり、経済の「循環」を生み出す。「CICLO」という社名には、そんな意味が込められているのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?