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『ファミリーヒストリー』調べに魅せられて③/歴史上の人物と同世代/ふせんの活用

①母方の祖父の兄弟13人!

戦時中に死んだ祖父には13人の兄弟がいたと、先日伯父から初めて聞いた。先週会う機会があり祖父母の戸籍を見せてくれたので、詳細が判明!

祖父は長男で明治30年生まれ、13番目の末子は昭和2年生まれ。
曽祖父(明治7年生まれ)の仕事は聞いてないけど13人もの子供をどう育てたんだろう。昔はそんなものなのか。子供は男性6人、女性7人。

戸籍を元に13人兄弟の名前をふせんに書き出し、カレンダーの裏に年の順に貼ってみた。男性はブルー、女性はピンク。
全体図を把握するのにはちょうどいい。

ふせんの余白には、生年月日と没年月日、長男、次男などと書き加えられる。何家に嫁いだのか、妻はどこ出身なのかなど戸籍から知りえた情報を書き足していくのも面白い。


②13人の家系図から写真の確認

一族が集合した写真があり、祖母と子供の頃の伯父や伯母、母はわかるが、それ以外の16名は全く誰だか不明。でも90代の伯父の説明により、明らかになり、遺影だけしか見たことのない祖父もわかった。

早速、伯父の説明通り、写真の並び順に名前を書いて家系図と見比べた。何だか美男美女ぞろいなのも嬉しい。
中には、107歳、104歳まで生きた方がいると。
長寿の家系のようだ。

③年号・西暦対照表を活用して同世代の歴史上の人物を探そう!

1700年以降の西暦に対応した年号表(安永・寛政・天保など)の下に歴史の史実や歴史上の人物が生きた時代が記された表があり、これに自分の先祖がどの時代に生まれ、生きたのか書き写すと面白い。


下の余白にご先祖様の生きた時代を記入すると、イメージが少し実体化する。

生年月日を確認できた最古の父方高祖父は、文政13年(1830年)生まれ。
その3年後に天保の大飢饉
西郷隆盛は1827年、坂本龍馬は1837年生まれ。

高祖父の長男(父方曽祖父)が、慶応2年(1866年)生まれ。
坂本龍馬は、1867年に死去。
朝ドラらんまんのモデル牧野富太郎博士は、文久2年(1862年)生まれで、父方曽祖父、母方曽祖父(1874年生まれ)とほぼ同時代を生きたと分かった。

安政6年(1859年)に横浜港は開港。世の中の変わり目、激動の時期をご先祖様は生きていたのだなぁと親近感。どんな印象を持ち、どう過ごしてきたのか直接話が聞けたなら… 歴史の事実にも興味が拡大していく。

【参考】戸籍を読み解いて家系図をつくろう 行政書士 清水 潔著      
  出版 日本法令  巻末図表

④祖母の実家の家系図が欲しい

牧野富太郎博士の親戚らしき祖母、の実家の戸籍を見ても、どこで高知県に繋がるかが不明。祖母のいとこ?が高知にいるのは確かなようだが。
母方祖母の実家の戸籍には祖母の名前がない。(改正原戸籍)。古いものは戦災などで焼失したかもしれないが、郵送で戸籍をとりよせてみよう。
そして、高知旅行へ行くのだ!

会ったこともなく生きた時代も違う親族
なのに、血の繋がりだけを頼りに何かを求めて調べたくなる想い
これも、これからの家族のカタチなのかもしれない





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