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「苦手だ」って思うことの一つやふたつ、あってもいいんじゃない?

「得意なことは何ですか」「あなたの強みは?」–こうした質問が当たり前のようになっている。就職面接や受験などで、「今後自分が改善していきたい弱み」ではなくてなぜか「強み」を知りたがる。その方が企業や学校にとって重要だから。

採用される側の人間にとっては、「自分と向き合いたい
ここをもっと、改善したい」って言う気持ちはスルーされてしまうのです。

どう、自分を理解してもらうのか。
どんなふうに自分と向き合うのか。
そんな思いはどこかへ行って、「できるあなた」だけが注目されてしまう。
結果、できない自分が一番イヤになって自己否定の毎日。

そんなのに時間をかけてしまことは、もったいない。
限りある人生。無限なようで有限な「天国へ行くまで」。
ああしたかった、こうしたかった。
嘆く時間が多い方がいいのか?
笑って過ごす時間が長い方がいいのか。

天国への片道切符を手に入れるまで。

わたしが観た映画で🎟
「君の膵臓をたべたい」略称「キミスイ」
何年か前に、浜辺美波さんが演じる主人公「山内桜」が同級生・「志賀春樹」に向かってポツリ。
「キミもどうせ死ぬんだから、天国で会おうよ」
と明るく言ってたのを思い出しました。

「どうせ死ぬなら」と自暴自棄になるのではなく。
全く逆の発想。考えたこともなかったです。
笑って過ごす時間。
キラキラ輝く時間が多い方が、病気と戦う時間を忘れられる。
その子にとって何よりも大切だったのかもしれません。

わたしも、根っこの部分は弱いし、か細い。
で そんな自分は近しいひとにほど見せたくない。
必死に自分を取り繕ってる。取り繕ってきました。

笑顔でいないと自分でない気がするし、そうあらねばならない。

そうやって、ずっとずっと、言い聞かせてきたのかも。

弱い自分を手放したいし、心から強くありたいんです、本当は。
願う・祈る。
他力本願だってわかってはいても。
自分でどうにかしなよって、思われても仕方がありません。
でも。
誰しも苦手なことはあるし、改善しよって試みてたとしても それができないひとがいる。
がんばってもどう足掻いて、もがいても。
「普通」にならない・なれないひと達。 

苦手と得意は表裏一体。
長所短所がそうであるように、「苦手」「得意」も分けて考えるものではないように思います。

それぞれに合った全く新しい、住みやすく心地よい空間って何なのでしょうか。

考えれば考えるほど、わからなくなります。

あなたは、どう思いますか?

#福祉事業所 #苦手なこと #得意なこと #表裏一体
#苦手は苦手のままでいい #あなただけの価値
#note   #強み #弱音 #キミスイ #君の膵臓をたべたい #自分と向き合う




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