今のわたしだったら、「大丈夫?」って訊かれても大丈夫。
大好きで、温かくて、家族みたいな人。
ときに喝も入れてくださり、母親的存在の人。
わたしの不安に寄り添ってくださっていた人が残した日記を、過去の日記のような感覚で読み返してみた。
短大を出て、就職しようとしてうまく行かず、「この先どうしよう」と途方に暮れていた。
わたしの今の口癖は違うけど、当時のそれは「不安だなぁ…」。
今のわたしからすれば、過去と未来がわかるから「何が不安なの?」
その頃の自分に、
笑って不安を吹き飛ばしてあげられる。
「大丈夫、大丈夫」と自分をトントンしながら優しく包み込んであげる。
大丈夫?
就職先決まった?
大丈夫?
心折れてない?
心配も気遣いも全部含めたその言葉を
毎日のように受け取っていたあの日。
その時期に訊かれること自体が鬱陶しかったわたしは、何もかもが面倒になった。
面倒になったからこその「大丈夫」って答えてしまってたんだよね。
最初に答えを言ってしまうと、 周りの人達は親切で尋ねてくれているだけであって、
「大丈夫」って訊かれたからと言って
助けてって言わないでくださいだなんて誰も言っていなかった。
全てがわたしの思い込みだったんだ。
わたしは「大丈夫」。
大丈夫なんかじゃないのに、仮面を被り続けてるわたしがそこにいた。
涙で頬を濡らすのを
必死に堪えようとしている「我慢」を
顔に貼りつけて耐えてたあの頃からしたら
今は「ちょっとそれ貸して」みたいな
軽い感覚で「助けて」って言うし
冗談めいた口調で「もうダメ〜笑」とかもしょっちゅう使う言葉。
言葉は同じでも、感じている感情によって伝わり方や捉え方が違うんだね。
わたしがわたしでいられるために、何が必要かはそれぞれ違うけど。
わたしはやっぱり、自分の味方でいたい。
自分に嘘偽りのない言葉をかけてあげたい。
人のためにって大丈夫じゃないときでも「平気平気」なんて嘘に嘘を重ねてきたけど、それをしてたら後で自分と相手との間に辻褄合わせをしなきゃいけなくなるでしょう?
だったら最初から自分にも素直にいようって決めたの。
自分よりも相手の方が大変だから、とか
自分なんかよりも相手を気遣いしたい、とか
優しいあなただからつい、自分をいじめていることあるんじゃないかな。
でも、これだけは覚えていて。
幸せになりたい誰か
いつも笑顔でいてほしい誰か
の“誰か”に
まず自分を含めなきゃ意味がないんだってことを。
それで大分、笑顔の輪が広がると思うからさ。
#笑顔の輪 #あなたが笑えば隣の人も笑うから #自分こそが最大の味方 #大丈夫
#大丈夫じゃないって言ってもいい #捉え方
#短大時代を思い出した
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