断捨離〜7年目のスニーカーとの別れ

今日は、待ちに待った可燃ごみの日でした。

ついに、購入から7年、捨てたほうがいいよなって思ってから4年、プーマのスニーカーをゴミに出しました。

なぜこんなに時間がかかってしまったか、それは、コロナが一因。
靴の踵部分が破れてきていたので、恥ずかしくて、他所様のお家に伺うときは、履いていけないなぁと思ったのが4年前。
インソールがやわらかく、幅もワイドで、疲れることなく履きやすかったので、どこに行くのも一緒の靴でした。

捨てる前に、新しく履くスニーカーを2足もセールで購入。
同じ靴をもう一度リピート買いすればよかったのかもですが、いろんな靴や色を試してみたい気持ちがまさり、全く別のメーカーの靴を購入。
だけど、やっぱり、履き慣れた靴のほうが良くて。

それでも、新しい靴を購入したのだから、古い靴は、しばらく履いたら捨てようと思っていたのですが、コロナ時代に突入し、外に行く機会がめっきり減り、他所様のお家に伺うこともなくなったので、スニーカーを捨てなきゃということ自体をすっかり忘れていました。

ポストコロナ時代に入り、外出の機会や、旧友と会う機会が徐々に増えました。

あるとき、傾斜の厳しい坂道を歩いていたとき、滑り転げてしまいました。
もしかしてと思い確認すると、スニーカーの底が、長きに渡る利用により、つるつるになっていました。

あぁ、これが原因かなと。
やはり、何事もほどほどの良い塩梅のところでさようならしないといけなかったんだなぁ。

しかし、私は、ここでもまだ捨てなかったんです。

もう坂道ではこの靴は履いてはだめだな、つまり、他の場面ではOKじゃない?そんな認識です。

どこまでもケチですね。

それからまた1年経過し、つい先日。友人と海辺に行く機会があり、せっかくなので、裸足になって海辺を歩きました。

友人が、私の脱いだ靴を見て、もう捨てたほうがいいと、、、、

あぁ、もう捨てようと思いましたね。

そのときに、海辺で記念写真をとってもらったのですが、意図せず、この7年使った靴を手にもってポーズをとりました。

あまり美人ではないので、靴や帽子などの小物を使わないと、写真をとったときに絵にならないのです。

不本意かつ予想外に、この古い靴と写真を取ることになりまして、撮影していただいた写真は、とてもいい感じの仕上がりでした。

靴の汚れも、もとからの色かなと知らない人なら思うでしょう。

とても、満足しました。

そして、靴を捨てることができました。

満足をする、納得をする、こういう現在の気持ちが、次の行動に移れるというか、変化を受け入れるというか、新しい日々へつながっていく架け橋になるのでは?と思いました。

私は、断捨離歴は、長いです。
そうまでしないと、捨てられないタイプだったともいえます。
心の不安や経済的不安、いろいろな精神状態と、所有、選択、そういった判断は、密接に関係性があると思います。

健康な精神状態と安定した経済環境だったら、自分は、どんな選択をするのだろうか?

そういったことも常に意識したいなと思う今日このごろ。

ちなみに、よく履くスニーカーの寿命は、1年ですので。
みなさま、お忘れなく。

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