地域とつながる保育園をつくりたい【後編】
先週に引き続き、今回も地域とつながる保育園のお話。
メリットの後半をやっていきたいと思います。
◯渡せるものの範囲が増える
1、登園する園児及びその家庭以外の家庭にも役に立てる
2、多くの人に情報を届けることができる
今回は、どちらも似たようなというか共通点が多いので、まとめてお話ししたいと思います。
我々保育園の役割の一つに、地域子育ての支援を行うというものが含まれています。保育園というのは大きく2つの機能に分かれています。
①子どもの発達を支援する
②子育て支援を行うこと
つまり、こどもに対してのアプローチと大人に対してのアプローチを両方していくんだよ。ということになります。
①は普段の仕事がそれにあたります。②は半分と言ったところになるでしょうか。地域の子育て支援を行うことも含まれていますので、保育園に通っていない方々の子育てに関する悩みや不安を聞いたり解決したりすることも入りますよね。さらにいうと、例えば貧困や虐待なんかも入ってくるかもしれません。
ただ、しかしながら地域のことまで把握するのは至難の技です。
だって見回りなんてしないですからね。
そこまでやっていられないですよ笑
どこの保育園も職員の人数はそんなに余力なんてないと思いますし、地域を見回る余裕があるなら、自園の保育をよくして行った方が良い。
もし本当に、通うかた以外の方々の子育てを支援するとなるとどんな方法があるでしょうか。
今の時代で言うとSNSの発信が真っ先に上がりそうです。
これは「2、多くの人に情報を届けることができる」にも含まれますね。
うちでやっている情報発信としては、
Instagram
stand.fm(音声配信アプリ)
note(これです)
メインになります。
えんだよりも作っていますよ!
さて、結論から言ってしまうと、私の考えは「地域の方に協力してもらう」です。地域の人と一緒に子どもを育てていきたいという思いがあります、というお話を前回はしました。
私たちだけでは子育て支援はできないのです。
一緒にやってくれたり、かんがえてくれたり、応援してくれる人がいないと成り立ちません。
実際に実施することは本当に小さなことでいいんです。
・泣いている子がいたら、変な顔をして笑わせてあげる
・荷物をたくさん持つ妊婦さんのお手伝いをする
・ベビーカーを車に乗せてあげる
・声を掛ける
この小さなことがお母さんの気持ちを救います。
そんな方が多い地域ってどうでしょう。子育てしやすそうじゃないですか?
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