見出し画像

経営理念、運営理念について

最近こちらを読んでから、ちゃんと面接に来てくれる方が増えてきました。

直近でご見学に来てくださった方は、「このページを何度も何度も繰り返し読みました!私じゃダメなのかな、と思って迷っていたけど、でも面白そうだったから気になって見学したいと思ったんです!」と言ってくれました。
すごくうれしかったです。

結構尖った記載の仕方をしていて、結構攻めていると思っています。
それを補完するように、こちらで仕事にまつわるような、役に立つようなことを記事にしているわけです。

採用ページでは、主に
・理念、哲学
・マズローの5段階欲求の話
・クレド
・向いていない人
・メッセージ
といった内容になっています。

特に、4番目の「向いていない人」、こちらですよね。

色々と意図があるのですが、それはまた後程…。


順に少し解説してみようかと思います。

今回は、「経営理念、経営哲学」をテーマにお話ししたいと思います。


子どもも大人も豊かに

これには色々な意味を含ませていて、園児、保護者、職員、地域の子どもやお住まいの方々など、「関わりのある方々の豊かさに何かつながるように」という願いを込めています。今回は採用ページの為、職員向けもしくはこれから仲間になってくれるであろう方向けにこのようなメッセージを届けているつもりです。

保育者や関係者であれば「子どもの最善の利益」という言葉はかなり耳にしていると思っています。

子どもの最善の利益(こどものさいぜんのりえき)または最善の利益は、子どもの福祉に関する広い範囲の問題を決定するために、ほとんどの裁判所が準拠する原則である。国際人権条約の一つである「子どもの権利に関する条約」に於いて基本原則として掲げられて以降、障害のある人の権利条約やジョブジャカルタ原則に於いても採用されている。

wikipediaより

これを私は一人歩きしているように思っていて、子どもの為には大人が犠牲にならないといけない風潮がなんとなくある気がしています。
親だから、保育園の先生だから、「子どもの為に犠牲になる、我慢する、心に蓋をする」、というようなことが必要だという思想は少し違うなぁということは思っていて。
もちろん一生懸命やらないといけないというのは必要だとは思うのですが、変に大人になるのはちょっと違うかなという感じです。

私はどちらかというと、未来を担う子どもたちのことを思うのであれば、我々大人が豊かである状態を作らないといけないと思っています。
なぜなら、子どもたちを幸せに導けるのは周りの大人たちだと思うからです。当然、幸せかどうか、自分が豊かな人生を歩んでいるのかは自分がそう思うかどうかなので、他人が決めることはできません。
それは、親であってもです。

子どもの頃を思い出してみて下さい。
どんな大人の人にあこがれを持っていましたか?どんな人がかっこいいなと思いましたか?

私は、何かを教えてくれるというよりかは、目の前で沢山の知らないことを一緒にやったり、見せてくれる人が大好きでした。
・大きな自転車にはこうやって乗るんだぞ
・川のこういうところにタモをガサガサやると沢山魚が取れるよ
・この魚はここにとげがあるんだ
・タバコは吸わないほうがいいぞー
私が一番印象に残っている近所のおっちゃんです。
私はそのおっちゃんと一緒にいるのが楽しくて仕方が無かった!

その人は間もなく亡くなってしまったし、幸せな人生を歩めていたのかはわかりません。

でも私は、何事も楽しそうにしている大人の姿を子ども達にみせてあげたいと思っています。そんな大人になりたいなと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?