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月暦からわかる植物の生態
◇太陽暦と月暦◇
10月25日の今日から新月です。
ところで現代の暦は『太陽暦』になりますが、
明治以前まで使われていた『月暦』でみると、今日は旧10月1日。
二十四節気では霜降(そうこう)にあたります。
文字通り、北国ではもう霜の降りる時期ですね。
そういえば、ちょうど霜降に変わった23日から北風が強くなりはじめました。
◇月の満ち欠けと連動する植物の生態◇
毎日植物を眺めているとわかるのですが、新月に入ると一気に植物の生長が加速します。
イメージで言えば、新月から満月に向かって芽が伸びていく感じでしょうか。
ですから、種まきは新月のときにやるのがベストタイミングだと経験的にわかりました。
逆に満月のときに種まきをすると最悪です・・・笑
◇二十四節気で植物の動きを予測する◇
上でも少し触れましたが、二十四節気では10月23日から11月6日まで霜降になります。
今年からは特に月暦を意識して農作業に取り組んでいますが、二十四節気と作物の動き(変化)には深い関連性があるのでは?と感じています。
例えば、うちでは毎年夏場はオクラを栽培しているのですが、大暑(7月23日~8月6日)の期間には必ずハマキムシの食害を受けます。
熊本は7月から9月中旬あたりまで殆ど猛暑が続くので、大暑以外の期間も殆ど同じような暑い日ばかりなのです。
それでも大暑を過ぎ立秋(8月7日~)になると、途端に虫の食害が収束していきます。
とても不思議ですが、毎年同じ傾向になります。
こうして農薬や肥料を使うことなく、霜が降りる11月後半までは美味しいオクラを頂いています。
◇満月に種蒔きで最悪の結果に◇
うちではインゲンを春と秋に栽培しています。
インゲンは収穫期間がとても短く、短期間でたくさん実をつけるので、1週間~2週間おきに数回に分けて種を蒔きます。
なので必ず満月の付近に種蒔きをするタイミングが出てきてしまうのです。
これも経験則ですが、これまで満月の前後2日くらいの期間に種蒔きをすると発芽率がとても悪く、その後の生長もダメだということがわかりました。
これは別に満月を意識していたわけではなくて、収穫(出荷)のタイミングから逆算して種蒔きをしていたのですが・・・
今までの痛い経験を糧(笑)に今後は必ず満月の前後2日間は避け、できるだけ新月に近いタイミングで種を蒔くように心がけたいと思います。
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月と植物の関係性ってとても奥が深いですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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