小説版「弥生、三月」出版のお知らせ
お仕事のお知らせです。
このたび、2020年3月20日に公開される映画
「弥生、三月〜君を愛した30年〜」
脚本・監督 遊川和彦
出演 波瑠 成田凌 杉咲花 岡田健史 小澤征悦/黒木瞳
に先駆けて発売される小説版「弥生、三月」を書かせていただきました。
小説の発売は、2020年2月7日で、すでに予約の取り扱いがはじまっています。
https://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4198945365/hnzk-22
こんな素敵な表紙になりました。
公開前から大きな話題になっている映画で、スタッフの皆様もキャストの方々もそうそうたる顔ぶれです。
遊川和彦さんといえば、「家政婦のミタ」「女王の教室」「純と愛」最近でいえば「同期のサクラ」「過保護のカホコ」などの脚本を手がける、稀代の大ヒットメーカーです。
私が子供の頃夢中になった「予備校ブギ」「ママハハ・ブギ」も遊川和彦さんの作品かと思うと、胸が熱いです。子供の頃の私に教えてあげたい…。
役者さんたちは全員最前線で活躍される方々ばかりで、スクリーン(というか、パソコン上でDVDを見ながら執筆したわけですが)を直視できませんでした(したのですが)。
映画の公開前にネタバレもへったくれもない小説を発売してしまうので、今この場で何をお伝えすれば良いのかわからないのです。
ただ、監督の思いを懸命に汲み取り、また「小説はあなたのオリジナルですよ」という監督の優しい言葉を、びくびくしながら多少は真に受け(?)、オリジナルエピソードにも「感服しました」とのありがたいお言葉をいただき、
波瑠さんのまっすぐな眼差しに圧倒され、
成田凌さんのイタズラな微笑みに心を撃ち抜かれ、
杉咲花さんの儚い愛らしさに胸を締め付けられ、
岡田健史さんの初々しい誠実さに心を寄せながら、
まるで私もその場で青春を送っているかのような気持ちで、言葉を紡ぎました。
「弥生、三月」は30年間の三月のある日を切り取った物語です。
私にとっても映画公開の3月が、どれだけ待ち遠しかったことか。
皆さんにとっても、「弥生、三月」と出会う今年の三月が、特別な春になりますように。
遊川監督、東宝、徳間書店の御関係者の皆様、映画に携わったすべてのキャスト、スタッフの皆様、この度は素晴らしいご縁をいただき、本当にどうもありがとうございました。
ちなみに小説の発売は2020年2月7日なので映画公開より前になります。
もうすぐです。ちなみにAmazonなどで予約もはじまっています(宣伝!)
映画は「弥生、三月〜君を愛した30年〜」ですが、小説はサブタイトルのない
「弥生、三月」ありがたいことに、遊川和彦さんとの連名とさせていただきました。恐縮です。
小説を読みながら、一足早い春を、どうぞお楽しみください。
まだ寒風の砌 南々井梢
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