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ゲーム版きまぐれシャノワール 制作進捗&おしらせ

こんにちは! シナリオ担当のナナです。
進捗、ダメです!!!!!!!!!!(いきなりかい)

素敵素材を手に入れたりして、最初は意気揚々と(そうか?)制作していたゲーム版シャノワール。
制作する! と決意するまでにもいろいろあったんですが、思ってた以上に大ボリュームの物語で、気が遠くなりそうです。
いや時間はかかるとは思いますが、もちろんやりますよ!!! この話がゲームとして生まれ変わった姿を一番見たいのは私なので!!! 体験版も公開しようと思ってます。(でも年内って言ってたのはあやしくなってきた)

今回は、頭が非常にごちゃごちゃしてきたので現状を整理&「このプロジェクトはどうすれば納得がいくようにできるのか」を考えてみた記事になりました。
備忘録的側面の強い記事なので、他の方が読んで得られるものがあるかはわかりません! でも、もしお付き合いいただけたら泣いて喜びます。

前提として

企画の趣旨

過去に当サークルで制作した、児童書風ファンタジー小説をノベルゲーム化したいというのがこのプロジェクト。自分に自信が持てない少女が、異世界からやってきたツンデレ黒猫魔法使いと出会い、紆余曲折ありつつも絆を深めていく……というSF(すこし・ふしぎ)系のストーリーです。

小説本編です。

解説記事はこちら

私はもともと小説しか書いていなかったのですが、最近ゲーム制作を始め、「自分の作ったストーリーに、素敵イラストやBGMがつき、最終的にゲームという媒体になる」ことに、いたく感情を動かされました。
そして、「初めての作品にして、もっとも思い入れのあるきまぐれシャノワールがノベルゲームになれば、どんなにうれしいだろう」とも。

私はかつて二次創作をやっていて、一次創作にもチャレンジしたい気持ちはあったのですが「最初から最後までオリジナルのストーリーを作るなんて、そんなのとてもできる気がしない」と思っていました。
Twitterを始めたころ(○年後、Xになるなんて想像もしなかったね)の相互さんが、よく「原稿間に合わない」と言っているのを見て「クリエイティブ系のお仕事をしている人が多いのね」と思ってたりもしました(笑)
ゲームや漫画は好きでしたが、それくらい同人活動には無知だったと思います……
そんな私が大人になってからまさかの一次創作を始めて、自分の本を出したり、オンライン即売会にサークル参加したり。果ては小さい頃から好きだったゲームを自分で作っちゃったりするんですから、人生何があるかわからないもんです。

ただその頃は、「短編のキミまで700kmですら大変だったのに、本文12万文字超えのシャノワールをゲーム化するなんて、もうとんでもない労力を要するに違いない」という気持ちが強く、そこまで本気ではありませんでした。
エイプリルフール企画としてはやりましたが

しかし……その心境がだんだん、変わってきます。
みなさんがスーパーゲ制デーなどで進捗報告してる様子を見ていて、次第に「うらやましい」と思うようになったんです。
「キミまで700km」も、「ふたりだけのPARADISO」(個人制作したゲーム)も、私にとって大切な作品であることに変わりありません。
でも一番思い入れが強いのは、やっぱりシャノワール。気がつけばとうとう脳内にゲ制の魔物(?)が住みつき、折にふれて「シャノワールをゲーム化すべき」というささやきが聞こえ始めました。(笑)
シャノワールのゲーム化においては、問題(後述)がたくさんあり、正直自信がないと思っていました。
でも日ごとにその方に気持ちが傾いている自分がいて、YouTubeでシャノワールに雰囲気合いすぎなフリーBGMを見つけてテンションが上がったり、何だろう……ちっぽけな分別(?)とは関係なく、私の運命が強い力で引っ張られていくような……そう感じました。

「どれだけ時間がかかっても、シャノワールをゲームにするぞ!!!」

この8月。ティラノゲームフェス2023の参加申込〆切も間近になり、制作者仲間たちが続々ゲームを完成させていく中、私はついに腹をくくりました。

最大の壁。それは……立ち絵

と、壮大な始まり方をしましたが、蓋を開けてみると、強敵でした。
「ゆーてもシナリオは全部あるわけだしそこまで大変じゃないかも???」と心のどこかで思っていたのは、とんでもない思い違いだった。
まず、単純にシナリオが長すぎて作業量が半端ないですし、原作で独自設定を盛りまくったせいで、しっくりくる背景素材がぜんぜん見つかりません。(背景に限らず、素材をひとつ選ぶにもめちゃくちゃ時間がかかってしまう)
カペラ王国(物語に登場する異世界の国)の首都には、剣を掲げた勇者像を取り囲むように円形の広場があるというベッタベタファンタジー設定なのですが、まぁ完璧にその通りの背景素材なんて、あるわけないですよね!w

でもその辺は、どうしようもないなら、既存の素材でもしっくりくるように設定を変えるなりすればいいのだと思います。
目下一番の問題は……「私は絵が描けない。立ち絵をどうするか?」です。

私をある程度知ってる人だったら、こんな疑問がわいてきたかもしれません。

「あれ、シルエットにするとか言ってなかったっけ?」

確かに言いました。ごもっともです。

地味に気に入ってるお遊び選択肢です
ゲームだとこんな楽しいこともできちゃうんですよね。


実はあれから心境の変化がありまして、「ノベコレのゲームやってると、どのゲームもステキな立ち絵があって、華やかでいいなと思った」「やっぱり原作のキャラには絵があるので、そのイメージでプレイしてほしいと感じるようになった」……率直にいうとこんな感じです。君さぁ言ってること二転三転しすぎちゃう?

もしくは、こう思ってる方もいるかもしれません。

「小説版みたいに、むかいかわずさんと一緒にやるんじゃないの?」

これも、もっともな疑問かと思います。
こちらに関しては、本人が個人制作もやっている兼ね合いもあり、現状なんともいえない……というところであります。

じゃあ、どうするか?
自分なりに考えてみました。

案① 自分で描く

これはねえ……最初のうち割と真面目に考えたんですけど、普通に無理ゲーだよ! と思って、やめました。描いてるとマジでわけわからなくなる
ちなみに私が本気で描いた絵はこんな感じです……

うる星やつら2022にはまって描いたラムちゃん。
どこかで見たことあると思ったら、ポーズがバズった某曲みたい……笑
今になってリトルマーメイドにはまり描いたアリエル。
白雪姫。ディズニープリンセスばっか描いてる……w

案② AIに描いてもらう

これも割と本気で考えかけたのですが、連日センシティブな問題として取り上げられており、敏感な人も多いし、やめておいた方が無難かな……と思いました。(あくまで私はやめておこうかな……ということなので、自作ゲームのイラストにAIを使用している方を批判するつもりはございません)

案③   VRoid

簡単に3Dアバターが作れるアプリ。
導入してるゲームが多かったので考えましたが、元のキャラデザに近い立ち絵を作るのが難しそうだったため、断念しました……

案④ 外注する

結局これが一番理想な気がする。
ただネットを通じて、ゲームに使うイラスト依頼をしたことがなく、どんな風にやりとりしたらいいのか? 対面でニュアンスを伝えるのも難しいのに(当サークル内でよくありました)、文章で伝えるのってなかなかハードじゃない!?!?!? あと相場ってどれくらいなの??? シャノワールはキャラが多いし、猫だけど実質獣人のロダンがいるので、そういうのも対応できる人じゃないといけないですよね……そういえば、作中でやたらみのりの髪型変わったり服装も変わったりしてるな……ぐあああああ(頭を抱える)
とりあえず今すぐの話ではないのでいろいろ調べていきます……

黒猫魔法使いのロダン。
彼は「感情によって瞳の色が変わる」という設定があります

結論。

そういった流れがあり、ゲーム版シャノワールには立ち絵がつくことになりそうです。マジで二転三転してんな。どれくらいのBIG MONEYが必要になるかはわかりませんが……でもこれは私のDREAMなんだ!!!!!
そして、名義を当サークル(ななほしサミット)にするか? それとも個人制作にするか? で迷っていましたが、結局は前者に落ち着きそうです。なぜならオンラインイベントに出展するときにキミまで700kmと一緒にお出しできないから……笑

私が自創作への思いをグダグダ語っているだけの記事で、正直得られるものは何もないかと思いますが、ここまでお付き合いくださった方本当にありがとうございました。

※見出し画像の背景は、OKUMONOさんにお借りしました。