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ゴミ袋を買いに出掛けた人間の撮る世界

「ゴミ袋ないし、鳥飛んでるみたいだし…外出るか」

そう思い立ったのが昼。12時半。
私は休み。
夫は夕方から仕事で睡眠中だ。

『…14時半頃にはご飯食べるとか言い出すよなぁ。』

そう。だから、出るにしても14時には帰ってきて支度しないといけない。

タイムリミットがある。
1時間半だ。

なのにカメラを首からさげた私。
そして歩いて12分程度のスーパーを目指す。

外はピカピカ良い天気。暑い。

ドクダミが元気に咲いていた。

ヘビイチゴの群れ。
美味しくないと知った時の衝撃を思い出す。
小さい頃に食べてみたことがある。

青空と鉄塔。あえて小さく鉄塔を写す。小さくても鉄塔は素晴らしいな。

線路沿い。蝶々を撮る。

花の隙間の蝶々良い。


家から数百mで道草しすぎた。

やっとスーパー近くの公園まできた。
雀がいるではないか。
撮る。

可愛いね。

じゃなかった…タイムリミット、タイムリミット。
スーパーでは素早くゴミ袋と、ペットボトル500mm4本と氷1kgを購入。

歩きできている事を感じさせない重量の荷物だ。
私はアホなのかもしれない。(何を今更)

よいせっと肩にかけ
そりゃ真っ直ぐお家に帰るんだろ?と
あなたは思っただろう。

しかし、考えても見てくれ。
青空の下でカメラをぶら下げた私だ。

スマホで時計をチラリ。

「まだ、いける。」

そうして、写真を撮る。
氷は多少犠牲になったし、買ったポカリを飲み干した。

サビ萌。

うん。錆も好き。

とかなんとか言いながら、蝶々ゾーンに突入。

可愛い。

可愛い。

可愛い。

そう、ゴジラならモスラ派の私。

てんとう虫もいた。

羽根がちぎれていた。
でも、飛んでいた。
だって、飛べるんだもんね。
それなら、飛ぶよね。

なんて。

そろそろ氷に叱られそう。

けど、空が綺麗。

夏に近い。
空が近い。

あぁ、ずっと見ていられそう。
けれどご飯を作りに帰らなきゃ。

オナガがいたから歩きつつ。
写真は楽しいけど、タイムリミットあるとあんまり撮れないな。(ん?)

シメはシルエット。
やはりシルエット好きだ。
今回はムクドリシルエット。

略してムクエット。

そして無事帰宅して、麺を茹でたり、胡瓜切ったりしましたとさ。

おしまい。
あ~暑かった。

サポート設定出来てるのかしら?出来ていたとして、サポートしてもらえたら、明日も生きていけると思います。その明日に何かをつくりたいなぁ。