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普段の中から思考うろうろ


普段から『そういうことかぁ』って、思ってないと急にやってきたみたいに感じてしまうのかなって、周囲の声を拾うと、そう思う。

吃驚する、少し慌てもする。
でも何処かで『当たり前でしょ?』そう思う心が私にはある。


少し前、特大の雷様に出逢った。
以前巻き込まれたダウンバーストを思い出したりした。
あの時は外で息ができなくなったな。
と室内から激しい雷鳴と雷光、叩きつける雨を見ていた。

雷様が大騒ぎして、少し遠くに行った辺りで外に出て、肌寒さにあう。
つい数時間前までは、茹だるような暑さに支配されていたアスファルトは一つの熱もなかった。

涼しくて気持ちがいいが、私はこんな事を考えていた。

『地上でこれなのだから、山の上で大雨に降られるということは死活問題だな』

だから、山での天候はよく観察せねばならんのだなと、何かストンと腑に落ちた。
また、少し暑く垂れ込めた雲の下も涼しかったよなぁと思い出しこのように考えた。

『日が見えているというのは有り難いこと。火山が噴火し、火山灰が垂れ込めれば冷えて飢餓になるのも頷ける』

昔々の江戸の人達はソレを生き抜いたのであるから、凄い事だと思う。

本番(災害と呼ばれる)前から、ずっとずっと見せてくれているのに。
私達は日々、体験しているはずなのに。



便利だから忘れてしまっている。
使い方ばかり覚えていて
作り方を知らないものだらけ。

それはどういう原理で動いているの?

私はそれを知りたい。
だって、作れれば使えるもの。
使えたって作れないもの。

どうしてなのか知りたいの。


例えば物資が来なくても、
立て直せたらいいのかなって思う。


食べられるもの、
道具の作り方、
棲家の見つけ方、
そういう根本を知ってたら
枝分かれした懐かしい
便利な世界には近づける。


そっか。

やはり根元か。

根が生きてたら立て直せるか。

…。
そっか。
やはり根が弱体化してしまったんだ。

ドーンっと音を立てて倒れる。
見てくれだけの大木なんて意味がない。

葉も落とさず、実も落とさず、何を分け与えるわけでもなく土を枯らした落とし前。


私はふかふかの腐葉土になれるかな?

もっと身近に感じてよ。
教えてくれるよ。
でも、それは、突然にやってくるのだから
予約制の講演会じゃないのだから
毎度本気で聴かないと
あとから資料なんて出てこないんだよ。
そんな便利に知ろうとしないで。
もっと身近に感じてよ。

私のうろうろ思考。

一つ、確かなのは
私個人のことをいえば体温を奪われた時点で
高確率で他の人より早く死ぬ。
だから、保温の術を集めておくのだ。





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