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自分を知る① セルフインタビューによる価値観の整理

人は自分のことを基本的に知らない

「その人を知りたければその人が何に対して怒りを感じるかを知れ」

某有名な漫画の中に出てきた台詞だが何に怒るのか?
その怒りの後ろには絶対譲れない価値観があるのではないでしょうか?

勿論怒りの理由が自分の自尊心や、相手を攻撃したいだけという理由の怒りではない

「自分自身を構成する心情や信条に深く根付くもの」

に関して覚える怒りが自分自身の価値観へと繋がる。

ではその価値観をどうやって整理するのか?
怒りを覚える物を片っ端から羅列していっても良いのだが今回はセルフインタビューという形式をとってみようかと思う。最後に私は自身へのセルフインタビューやってまとめたものを自己紹介とさせていただこうかと思う
皆さんぜひ試して頂きたい。

セルフインタビュー質問項目

Q1 自分が自分らしく生きるために拘っている生き方はなんですか?

Q2 これまでの人生で、もっとも生き生きしていた、輝いていたのはどんなときか?

Q3 衣食住以外で自分が大切にしているもの(もの・思想・考え方・人物)は?

Q4 自分の強みはなんですか?

Q5 自分が世界に送り出せるギフトは何ですか?

Q6 自分にとって価値観に沿って生きると言う事はどういうことですか?

以上6の質問を自問自答していきましょう。
自問自答する際には、自分の中から出てきた回答を抽象的な回答であれば「それはどんなことですか?」「それはどんな意味ですか?」と掘り下げてみましょう

個人にも理念があるはずです。
自分が何に対してYESと言い、何に対してNOというのか
それでは自己紹介をはじめてみたいと思います。

Q1 自分が自分らしく生きるためにこだわっている生き方はなんですか?

A1 興味をもって楽しむこと。日々の生活はすべてインプットです。全ての存在は円環。繋がっていくのであればインプットに対する疑問や解答は世界を広げるピースだと思います。疑問を持てばすぐに調べる、昔は百科事典や辞書がその助けでしたが、もはや外部記憶と言って良いほどの膨大な情報が世界には満ち満ちています。
ですがその情報を掘り下げて行くと意外と手に入らない情報や答えに行きつくことが多々あります。万人に手が届く範囲の情報では足りないものがある。そうなったときは専門書を購入します。レシピサイトに「簡単○○」とか「時短○○」とかありますが知りたいのはガチのプロの手法なのです!みたいなですね。
そしてそういうインプットで積もって行った断片がある日突然つながってアウトプットになる。断片的な集まりがシナプスを形成しアウトプットに昇華する。そうなるように常に興味をもって楽しんでいます。

Q2 これまでの人生で、もっとも生き生きしていた、輝いていたのはどんなときか?

A2 学生時代でしょうか。遊びもバイトも勉強もホントにいろんな自分の原風景になっているインプットが多々あったと思います。人間は心的外傷を補完しながら凸凹になった心を丸く戻すように生きていくなんてことを言った人がいた記憶があるのですがそれを考えると大学時代の出来事はほんとにいろいろやったし輝いていたなと思います。逆に最近の方が良い子ちゃんのような気もしますが(笑)

Q3 衣食住以外で自分が大切にしているもの(もの・思想・考え方・人物)は?

A3 大切な物は家族ですかね。嫁大好きです。しゃーねーなと思いながらいろいろやっちゃいますよね。親孝行は大事だと思います。母は残念ながらガンで先に亡くなっているのですが年取った父と同居も出来たし、うちは毎日私が食事を作るので父に食事を用意できるのはなかなか得難い経験だと思います。
思想的には私は何だろう?ニヒリストのリアリスト?でも涙もろいし情はある方でしょうか。十二国紀で陽子が「相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか!そうではないだろう…。私が相手を信じることと相手が私を裏切ることとは、何の関係もなかったんだ。」というシーンがあるのですがまさにそれだなと思うところはあります。基本的に人は信じます。というか齢を重ねたせいか見るとあかんのはなんとなくわかる?経験則なので100%ではないですけど(笑)
小学生のころ空手の道場に通っていたのですが、そこの鍛錬後に唱和する言葉に「和と忍をもって無し」という言葉があるのですがそれもいまだに大切にしてる言葉です。

人物は今までの上司(色々いるんですが)で2名だけふと日常で思い出す人がいます。一人は今私の業務の技術を教えてくれた方で、ウッドベース弾く格好いいオジサマだったですが粋で仕事も遊びも教えてくれる人でした。もう一人も私に仕事のイロハを教えてくださった方で、相手を思いやりながらも組織を生かす。そんな判断をする方でした。どちらも私の仕事の原風景になっていると思います。

Q4 自分の強みはなんですか?

A4 行きた分、重ねたインプットがアウトプットに出来るようになっているとこでしょうか。老獪な生き物にならないように律することは忘れないようにしています。人に好き嫌いが基本ないのも強みでしょうか。基本みんな大好きです。八方美人にはならないように気を付けなきゃと常々思っています。後の記事で自分のバリューを掘り下げる記事を書こうと思っているのでその時また追加で書こうかと思います。

Q5 自分が世界に送り出せるギフトは何ですか?

A5 情報は価値があるものですがそれを売るというのはあまり好きではないというか嫌いなのでネタはどんどんできる人にばらまきます。アウトプットを売るって業態もあるとは思うのですが「使える奴がどんどん使えば?」なのでよく知り合いの社長連中からは勿体ないと言われますが金儲けネタとか話の流れで「これいんじゃない?」と普通にあげたりしますね。それで世の中まわって経済まわって世の中が良くなるならそれに越したことは無いと思います。情報は具現化できる人が具現化すれば良いと考えます。だからそのアウトプットがギフトと言えばギフトでしょうか?
些末で小さなことですが多分お人よしなので人助けは良くしている方だと思います。それも世界に送れる小さなギフトかな。

Q6 自分にとって価値観に沿って生きると言う事はどういうことですか?

A6 楽しいことだと思います。それ以外にあるのでしょうか?
まだまだ未熟ですがすべてがそう在ればと思うことは多々あります。


さてこんな感じでセルフインタビューをしたのですがここからまとめて自分の価値観を整理していきたいと思います。


① 知を智とし楽しむ
これはインプットとアウトプットを楽しんでいるところからですね。やりすぎるとゆりかごの哲学者みたいになっちゃいそうなので自戒は忘れないようにしたいです。

② 和を尊び、同を良しとせず
和して同せずですね。いろいろ書かないでも皆さんよくご存じの言葉だと思います。「君子は和すれども同ぜず。 小人は同ずれども和せず」君子にはいつなれるんですかね?(笑)

③ 礼を尊び、朗らかを常とする
礼節とは自分がそうしたいからそうするものであって強要されるものではない。そして常に怒らず驕らず朗らかにいること。
どちらかというと目標に近いかもしれません。

こんな感じかなと個人的には思ってみたりします。
お時間がある方は是非セルフインタビューしてみると自分を鑑みることが出来るのではないでしょうか?
自分が何にYESと言い、何にNOというのか。
何かしらの答えの足しになれば幸いです。

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