Twitter卒業したい宣言
かれこれ10年くらいアカウントを変えてはやってきたTwitter。乳がんになるまではツイ廃まではいかず楽しんでいたように思う。
ところが乳がんになり右腕のリンパ郭清して腕が思うように使えなくなったり(パソコンができないというだけで日常の家事はできるよ)治療薬でのうつ状態もあったりしてできることが極端に少なくなりちょっとしたTwitter依存状態になっていた気がする。
誰かが何か楽しいことをしたと聞いてはモヤモヤしたりちょっと意見が合わなければ即ミュートにしちゃったり今までの自分らしさが失われてきていることを感じていた。
でもそれより何より乳がん診断されてここ2年で変わってきたことがある。それが自分のバカみたいに強い承認欲求を変えたいことだった。変えたいというか目覚めてきた?というかね。
ここだから書くけど45歳にもなって呆れるほど承認欲求が強すぎた。Twitterやってる理由が例えば私の訃報の時にいいね1万つけてもらってリプ欄に「ななさんとの思い出いっぱいあります!とても悲しいです!」と100件くらい書いて欲しいとどこかで本気で思っていた。バカみたいでしょ苦笑
あまりに世界が狭くなりすぎていた。
ある掲示板にあまりにホルモン療法がつらくてもうやめたい。と書いた時同じ小葉ガンで進行度もほぼ同じ方が「私は7年目で骨転移して10年目で消化器転移、つい最近までは普通に仕事してガンのことなんかうっかり忘れることもしばしばだった。貯金は全部使い果たしてやったよ」みたいに書いていてなんだかすごく刺激を受けた。
引きこもってネットやTwitterばかりやって挙句に果てには死んでもかまってくださいってかwそんなんドン引きやわ。と自分に突っ込んだよね。
それに何より楽しかったことは自分の胸にしまっておけばいい。新婚の頃、息子が幼かったころ、ネットなんかなかったけど私の心には楽しい思い出が山ほど詰まっている。ネットにハマり込んだ時期の方がリアルを思い出せない時期があったりしてゾッとさえしている。
ということで少しずつTwitterを卒業できたらいいなと思っている。フォロワーさんは好きな人だけで固めているのでツイートは見たいしいいねもする。でものめり込まない。お若い方のノロケなら見ていて素敵だけど45歳と47歳のオッサンオバサン(私ら夫婦)の絡みなんかホラーだろwいい加減落ち着きなさい。とね。
節約ブログを書いていたころのネット上でのママ友はかなりの人がTwitterの更新は途絶えている。きっと幼かったお子さんも大きくなって働きに出て充実しているんだろうなと思っている。
私も最終的には「無理に努力してTwitterをやめた」ではなくて「充実した日々を送っていたからTwitterのことも自然と忘れていた」となるようなそんな生活に変えていきたいというのが一番の目標かなと思っている。
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