ベトナムの思い出 その1
しばらく海外旅行をしていないので、過去の旅行の記憶を手繰ってみようと思います。
ベトナムは二回行きました。一回目がホーチミン、二回目がハノイ。
ホーチミンは社員旅行で行ったので、私とぱいせんは全くやる気がなくて朝食ビュッフェが終わるぎりぎりまで寝ていました。他の方は暗いうちから(多分)オプショナルツアーのはしご、買い物と秒刻みの日本人らしい旅をされていたようですが、私とぱいせんはプライベートでもゆるい遊びをすることで気が合っていました。面白かったのは、オプショナルツアーに行った方に話を聞いたら、同じツアーに二回行った人がいたことです。旅行会社の人が間違えたようなんですが、言ったら悪いと思って二回行ったそうです。正に日本人らしいエピソードだと思いました。
スパからお迎えが来るまで、ビュッフェから持ち出したバナナとかエレベーターの前においてあるりんごなんかを食べながらおさるのようにロビーで過ごし、スパではお花の浮いたお風呂に入ったりマッサージしてもらったり、ちょっと微妙なネイルをしてもらったりしました。やはりネイルは日本の方が高いけどよろしいかと思いました。
また別の日はオーダーメイドのテーラーに行って、服を作ってもらいました。日本のファッション誌が置いてあって、生地を選ぶと採寸し破格な値段で作ってくれます。作ったドレスは仮縫いの状態でお店の人がバイクでホテルまでもってきてくれて、部屋に入れないのでホテルのトイレで試着して調整してもらいます。そして翌日にはホテルのフロントに届けてもらうシステム。それなりのものですが、面白い体験でした。
それ以外で記憶に残ったのは、ガイドさん(社員旅行なので一日だけ観光の日がありました。)に聞いた話。数年前の話なので今はわかりませんが、当時は貧しい子供は教育を受けることができないという話でした。同じ社会主義でもキューバは大学まで無料なのに不思議だなと思いました。
それから道路の渡り方。バイクが途切れることなく走っている道路を横切るときは、ゆっくり歩けばバイクがよけてくれるとのこと。走ると轢かれるから要注意ですが、慣れれば渡れるようになります。でも交通事故も結構多くて、多少ぶつかったくらいではそのまま行ってしまったり、あと足の不自由な方を結構多く見かけたのも関係あるかもしれません。
ホーチミンはフランス領だったこともあり、おしゃれなカフェがあって怠け者の私たちもたまに出かけることがありました。ガイドブックを手に珍しくでかけたのですが、普段出歩かないのですぐに道に迷ってしまい、ああだこうだと言っていたら、遠くから白人のお爺さんが走ってきて、何を困っているんだ、そのカフェならあそこだよって教えてくれて、また走っていきました。相当困ったちゃんに見えたようです。
楽しくお茶を楽しんだ後、スコールのような激しい雨が降り出し、傘もないので困っていたら、お店のお姉さんがずぶぬれになって、それも半端ない濡れ方でタクシーを呼んできてくださって、ずいぶん親切な人が多い街だなあという印象でした。
長くなるのでハノイは次回書くことにします。
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