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絵心のない人間だけど、かわいいグッズを作りたい

コミティアやデザフェス等の、創作イベントに出店することに憧れがあります。なぜ実行しないのか。肝心の商品を作っていないからです。

私はなんちゃって絵描きなので、実は絵が上手くありません。むしろ苦手と言っていいかもしれません。未だにペンを手に取ると、過去に出版社の編集さんに言われた「厳しいねー」「やばいねー」「んーふふふ(苦笑)」等の苦い評価の数々が蘇ります。

絵心とは何か。それは天性のセンスと絵への情熱。私はその両方とも持っていないのです。...なんだか暗い話になるので要約すると、絵心のない漫画描きがここにいるとです。(ヒロシです...)

そんな私の前に現れた制作モチーフ、それは娘。

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娘モチーフのクリアファイルとか、アクキーとか缶バッチとか作るんだ、と妄想してるとすごく楽しい(*´∀`*)

商業作家を志してからしばらく忘れていた「絵を楽しむ気持ち」が、夫と娘との暮らしの中で戻ってきつつあります。

結婚して妊娠した時、数人の方から「しばらく絵は描けないわよ」「子供がおざなりは可哀想だから絵は描いちゃダメよ」と忠告を受けました。母親は子供を守らなくてはいけないし、ましてや絵心のない人間なのだから、絵を諦めるのは当然なのだ、とどこかで納得する自分もいました。

そこに、「描き続けなよ」とiPadをプレゼントしてくれたのが夫。iPad、これはすごい。紙や画材を広げなくてもすごく効率的に絵が描ける!アップルの創始者スティーブジョブス、あなたがいてよかった(夫は?)

なおかつ、目の前に娘という描かずにはいられない存在がある。よくアーティストや漫画家さんが子供が誕生してからは子供についてばかり描くようになるの、それはこういうことだったんですね...こういうことだったんだ...

創作イベントへの出店は商業界とちがって競争ではないのだから、今までの評価は振り払っていいはず。申し込むその日まで、燃やし続けるぜコスモ。(オレ、正社員になる!)

描きたいものがあって、描ける環境の中にいる。そんな今に感動する毎日です。そして読んで下さる方々に深い感謝をm(_ _)m

能登ひなみでした

記事を読んで下さっただけでも感謝しております。投げ銭を投げられるときっと面白い声を出します