「アウトプット大全」読書メモ
文字を読むことそのものが娯楽な私の話。
「本を読むことは素晴らしいことだ」と呪いのように学校生活で育てられてきた皆さんこんにちは。読書ってすばらしいよね。小説を読んで楽しかったり、専門書で知識を得て賢くなったり、自伝で成功体験を追体験したり、とか。読むだけでなんか自分が強くすごくなった気になる。
けどそういうことを全否定して、読むだけでアウトプットしないと身につかないよってことをゴリゴリ伝えてくる本を読みました。それがこれ、「学びを結果に変えるアウトプット大全」(精神科医 樺沢紫苑)著。
インプットとアウトプットの黄金比は3対7
これは、この本が推奨する黄金比率。ほとんどの人はインプット7:アウトプット3で逆比率なんだとか。でも「コロンビア大学の心理学者、アーサー・ゲイツ博士」の研究結果から推察される身につくアウトプットの比率は7割なんだって。ついでにこの本によると2週間で3回使った情報は、長期記憶される。ってことらしい。そんなわけでいま、まさにアウトプットとしてこの本の感想を書いてる。
ポイント1.対人(chapter2)
・事実に感想と意見を盛り込む
・重要なところでは1秒、目を合わせる
・「Yes How 話法 > Yes And 話法 > Yes But 話法 > No But 話法」、クッション話法でうまく伝える
・人間関係の8タイプ(「ウェブはグループで進化する」ポール・アダムス著)のうち、「親友・相談相手」5人+「癒し手」10人までの強い絆の数名とより濃い関係をつくることを優先する
・具体的な行動を細かくほめる
・素直に謝ることで評価を上げる
・感謝のメリット(ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィンの脳内物質をだして)、幸福度25%UP、9.4年長生き、免疫力UPする
ポイント2.書く(chapter3)
・手書きで勉強効果を上げる(プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究結果)
・落書きが(感情を刺激し)記憶を強化する
・ブログ30分、報告書1時間と時間を決めて書く
・Google日本語入力(https://www.google.co.jp/ime/)を使う
・気付きの30秒以内にメモを取る
・アナログとデジタルの特性を使い分ける〔アナログ:抽象的、感覚的、直感的、俯瞰的、漠然/デジタル:具体的、論理的、微視的、精緻、詳細〕
・引用により説得力、信憑性、信頼度を上げる(Google Scholar / GoogleBooks / PudMed)
・視覚情報は口頭の6倍記憶に残る〔脳の9割は視覚情報処理、処理速度が文字情報の6万倍、記憶の8割が視覚記憶、学習効率が4倍〕
ポイント3.行動(chapter4)
・続ける5つの極意:楽しむ、細分化する、ご褒美、結果の記録、「今」にフォーカス
・「教える > 体験学習 > 討論 > 実験 > 視覚教材 > 読む > 講義」(「ラーニング・ピラミッド Learning Pyramid」アメリカ国立訓練研究所)学習定着率を意識
・5分がんばって側坐核の「やる気スイッチ」をオンにする
・ファースト・チェス理論によりワクワクするほうを5秒で選ぶ
・ビジョンを掲げる(目標ではなく)〔ビジョン:未来の理想、他社貢献、社会貢献、モチベーションアップ、協力、応援、団結、自発的、能動的/目標:現実的、実利的、モチベーションダウン、非積極的、人任せ、受動的〕
・笑顔〔免疫力アップ、ストレス緩和、痛み緩和、記憶力向上、幸福度アップ、考えがポジティブに〕
・アドレナリン半減期30秒、深呼吸して「怒り」を受け流す
・7時間以上睡眠(睡眠不足が病気のリスクアップ)
・1回1時間、週2回の有酸素運動でBDNF(脳由来神経栄養因子)分泌により脳を活性化
・1:29:300(重大事故:軽微事故:ヒヤリハット)「ハインリッヒの法則」による小さな事故を減らして危機管理する
とにもかくにもアウトプットしてみた
箇条書きで自分がポイントかなと感じたところを1~3まで残してみた。そんなわけでとにもかくにも何か始めないと、というわけでさっそくアウトプット大全のレビューをしてみた。
自分メモみたいになってるけど、誰かの読書の助けになればいいなあともちょっと思ってる。
せっかくなのでnoteを使ってこれからちょっとずつ記事を書いていきたい。これからよろしくお願いいたします。
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