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本当は教えたくない!!私を構成するおすすめ本7選

みなさんこんにちは。


今回は、私の大好きな本をいくつかご紹介したいと思います。


私は、読書が自分を変えてくれたと思っています。


完璧主義で堅い考え方しか出来なかった私ですが、本に綴られている優しい言葉達が時には前向きにさせてくれ、時には「このままでいいんだ」と穏やかにしてくれました。


そして、自分に優しく出来るとより一層、周囲の人にも優しい気持ちで接する事が出来ました。


適応障害でマイナス思考だった私を救ってくれたのは、紛れもなく読書です。


以前、インスタグラムに投稿した際にも綴りましたが、お世話になった大学の恩師の言葉がずっと響いています。


「長い人生の中で沢山本を読みましょう。読んだ本の内容を全て覚えている事はもちろんできません。けれども、きっと読んだ文章は、食事が血や肉になるように、あなたの一部となり活力になります」


確かに、読んだ文章はエネルギーや知性となり、自分の一部分となっていると思うのです。


そんな私の一部分となっている本の中で、特におすすめの物を今回ご紹介したいと思います。

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「そして、バトンは渡された  瀬尾まいこ」

とにかく主人公の優子ちゃんが大好きなんです。


様々な理由で、何度も両親が変わり、苗字も3回も変わった優子ちゃん。


周囲から同情されているにも関わらず、当の本人は常に「幸せだ」と感じているのです。


優子ちゃんを取り巻く大人たちも皆、優子ちゃんの事を大切に思っている。


きっとそれも優子ちゃんが素敵な女の子だから。


結局幸せかどうかを決めるのは自分次第。


どんな状況でも、感謝の気持ちを持って過ごす事って簡単そうで難しい。けれどもそれが出来たら、きっと人生は何倍も明るくなる。


この本を読んで、私と関わってくれた人達の顔が沢山浮かびました。


私も、とても幸せな環境にいるんだなと感じる事ができた。


普段はなかなか気づけない、大切な事を気づかせてくれる一冊です。

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「今日の人生  益田ミリ」

これは漫画なのですが...


ミリさんの日常の中での感じたこと、考え、気づきがほのぼのとしたイラストと一緒に描かれています。


私を沢山たくさん支えてれた本。どんな本を読んでも、必ずこの本に帰りたくなる。


何度読み返しても、言葉がすっと入ってきて、明日を頑張る力をくれます。


時に優しく、可愛らしく、時に強さに満ちたミリさんの言葉が大好きです。


何気ない日常こそ幸せだと気づかされ、日々のちょっとした幸せを探すようになりました。


ミリさんの本は私に大きな影響を与えました。


本当にミリさんに出会えて良かった。ミリさんの本はほとんど持っています。


「この本に帰りたくなる」と先述しましたが、本当に他の作家さんも大好きだけれど、ミリさんの文章を読むと、実家の味噌汁を久しぶりに飲むかのように(笑)とても落ち着くのです。


今回は、漫画を紹介しましたが、エッセイも素敵なので是非。


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「痛い靴のはき方 益田ミリ」

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「ツバキ文具店 小川糸」

主人公鳩子は、鎌倉にひっそりと佇む、文房具屋を営んでいます。


そして、このお店は、ただの文房具屋ではなく、手紙の代書を請け負っています。


代書の依頼にくるお客さんとのエピソードを中心に、進んでいく物語。


この本を読んでいると、ゆったりと心地よい時間が流れている気がします。


舞台である鎌倉の情景が、鮮やかに優しく綴られていて、つい鎌倉に足を運びたくなります。


そして、物語の中で、主人公鳩子は代書の依頼主の思いや、人柄から便箋やペン、インクをチョイスします。


それが文房具好きの私にはたまらない...!


特に、私は依頼主の透き通るような優しい心を伝える為に、鳩子が選んだガラスペンに心が躍りました。


実際にそのガラスペンを見たわけでもないですし、文章だけで文房具の魅力が伝える事が出来る小川糸さん、流石すぎます。


作中の中で、大好きな言葉があります。


「あのね、心の中で、キラキラ、って言うの。目を閉じて、キラキラ、キラキラ、ってそれだけでいいの。そうするとね、心の闇にどんどん星が増えて、きれいな星空が広がるの。」


バーバラ婦人という、鳩子のお隣に住むチャーミングで若々しいおばあちゃんが、鳩子にかける言葉です。


それから、少し行き詰った時、心が固まっているなと感じた時、私は「キラキラ」と心の中で唱えます。


とても優しい物語です。ちなみに続編の「キラキラ共和国」も素敵でした。

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「もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある  松浦弥太郎」

この本に、今このタイミングで出会えて良かったなと思います。

毎日忙しなく、ただ何となく流れてしまう一日。


けれどもこの本を読んで日々の過ごし方が変わりました。


せっかく同じ時間をすごすなら、少しでも多くの事を吸収し、大きな人間になりたい。


そんな思いを持つ人への松浦さんからのメッセージ。


松浦さんの文章は、読みやすく、あっという間に読めるけれど、読んだ後は文章に綴られている事を意識して行動している...。


本当に不思議な力を持っていると思います。


今の自分では気づけない大切な事に気づかせてくれ、前向きにしてくれる一冊。

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「つるかめ助産院 小川糸」


南の島にある小さな助産院の物語。


主人公まりあは東京で暮らす主婦ですが、とある理由からハート型の南の島を訪れます。


そして、その島唯一の助産師に妊娠している事を告げられます。


ぶっきらぼうで不器用なまりあですが、島の人達の温かさに触れ、少しずつ心を許していきます。


命という壮大なテーマを扱いながらも、主人公の悩み、苦しみ、そして喜びがどこか身近に感じられ共感出来ます。


結局、人を傷つけてしまうのも人だけれども、人を励まし生きる勇気を与えるのも人なんだよな...


とにかく島の人達が優しくて、その優しさに私も泣きそうになる...。


本当にこの本の文章を読んでいると、南の島の温かい風が吹いているかのよう。

とても心が温まる一冊。

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「私は私のままで生きることにした キムスヒョン」

この本には何度も何度も助けてもらいました。


そして、私がこうしてブログを書こうと思ったのも、この本の中のメッセージがきっかけの一つとなっています。


生きていると辛くどうしようもない時もある。


けれども、キムスヒョンさんは今を頑張る人達に向けて、自分らしく生きるようメッセージを送っています。


私は以前までどうしても人と比較し、自分を惨めに思ってしまう時がありました。


たった半年で会社を辞め、同い年の友達はみんな一生懸命働いているのに、なぜ自分には出来なかったのだろう...


その様に考えてしまっていました。


けれどもこの本を読んで、これまでの悩みがフッと軽くなりました。


自然と人と比べなくなり、とても楽に生きられるようになったと思っています。


私の人生は私だけのもので、人と比べたところで何の意味もない。


自分が自分の人生に満足出来れば、他に何の不満があるのだろう。


そう思えるようになったのです。


私は、彼女の力強く、知性で溢れた文章が大好きです。


つい他人と自分を比較してしまい、生きづらさを感じている人に読んで欲しいです。

以上がわたしのおすすめの本、7冊となりますが、いかがだったでしょうか。


少しでも皆さんの参考になりますように。


そしてこれからも沢山の本と出会いたいと思っているので、是非おすすめの本があれば教えてください。


では今回の投稿はここまでとさせていただきます。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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