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信じるものは救われる!私の験担ぎ

ココ一番のとき、あなたは縁起を担ぐ派?
それとも担がない派?

縁起担ぎとは、本来の物事の因果と関係がないにもかかわ らず、特定の行為を行うことで良い結果を期待すること。
吉兆の迷信にとらわれてすることもあれば、過去に自分がそれをやって成功したことからその行動を繰り返すこともある。

私は競馬が大好きだが、勝負の世界である競馬界には、面白い縁起担ぎがいくつもある。
たとえば『現役馬の写真を壁に飾らない』というものだ。壁に飾ると『地に脚がつかない』からだそうで、実際に厩舎を訪ねると、引退した馬の写真は壁にかけてあるが、現役馬の写真は地べたに置いてある。

他にも『蹄鉄は、引退するまで他人の手に渡らないようにする』というものもあり、蹄鉄を渡すことは「足をとられる・足元をすくわれる」とされるからだそうだ。

勝負の世界というものは、実力だけで決まらないこともある。競馬で言えば、その日のお天気だったり枠順だったりと、自分の力ではどうしようもない『運』も重要なファクターになる。

その昔、ジョッキーが乗る鞍は厩舎の神棚に祀られ、レース当日におろして使っていたそうだ。それほどレースは神聖なものだったのだろう。
そう思うと、成功に向かって努力した上で、目に見えないパワーにお願いしたくなるのはよ〜くわかる。

かくいう私は、毎朝必ず神棚を綺麗にする。
神棚を綺麗に拭き、お水と塩、お米を新しいものに交換。お酒は、お一日と15日に交換。朝起きた時と寝る前には、二礼二拍手一礼。
こうすると心が清々しい。
朝から気持ちよく過ごせ、心が落ち着くのだ。

朝起きてすぐのトイレ掃除も欠かさない。
「一番汚れるところを一番最初に綺麗にするんやで。それからな、トイレを綺麗にしたら、可愛い顔の子が生まれるんやで。」
と母から聞いていたからだ。
娘がお腹にいたときは、いつも以上にトイレ掃除をしたものだ。

なぜこんなことを始めたかというと、私の仕事は不安定だからである。
毎月決まった数だけ仕事があるわけではないし、ましてや自分自身が商品だ。オーディションに落ち続けると自信を無くすし、仕事が少ないと不安にもなる。
しかしこれは、『求められるイメージに合うかどうか』など、努力だけではどうしようもないこともあるのだ。
そこで私は心の拠り所として、商売繁盛の神様であるお稲荷さんに毎月お参りするようになり、一人暮らしをしてからは神棚を祀るようになった。

努力は当然だし、頑張るのは自分。
しかしそこから先は、運もある。
どうか良い結果が訪れますように。
そんな思いで、毎日綺麗にするのである。
大切なのは、ココ一番だけするのではなく、毎日続けることによって、自分の心を整えておくことだ。

今日も神棚を綺麗にして、トイレも掃除した。
よっしゃー!
今日も大丈夫や!
ええ1日にするでー!

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