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孤独と向き合う【これからの家族のかたち】

いつも同じところで壁にぶち当たる

家族に尽くしすぎると

自分が消耗し

自分の好きに行動していると

家庭が成り立たなくなる

それは

どんな職種の人にも当てはまるだろう

例えば外科医の妻の場合

夫の体調管理は

患者の為でもある

どこからどこまでが妻の仕事かと言われれば

それは夫婦の器量で変わってくる

居食住

実家親戚関係

転居の手配

家計管理もろもろ

高ぶった神経を鎮めて休んでもらう工夫

夜遅く食べても胃に負担のない食事の工夫

医師は短命と言われる程忙しくストレスフル

だから何かと気を遣う(人による)

なるべく清潔な身だしなみを保たせる

(風呂に入れない日もあるし、血液で下着が汚れる事もある)

挙げればきりがないけど…


全てを完璧にこなしている

プロ主婦

自己管理に任せて自立している

医師同士の夫婦

形は違えど

真面目な人ほど神経を使う事が多い

気を回す作業が多いから

真面目にやろうとすればするほど

自分が消耗してしまう

それでは自分をおざなりにしてしまう

そこで自分の小さな幸せを取り入れる

夕飯作りの前に

調子にのって飲み過ぎないように気を付けながら

おちょこに日本酒を注いで気合を入れる

大先輩の義母とLINEをする

美容に気を遣ってみる

自分が上機嫌でいられる工夫をする

そんな工夫をしていると楽しくなる

ただ

変わり者が多い職業だと言われている医師

コミュニケーションの取り方が

最重要課題だ

当直の日に1人になったとき

普段伝わらない思いが悔しくて

映画を見ながら思い切り泣く

ショッピングに行く

同じ境遇の友人と話す

ストレス発散はなくてはならない

自分の気持ちを汲み取ってくれないのは悔しいけど

人にはそれぞれ特性がある

社会に出て本人が一番大変な思いをしてきたはずだから

自分だけは味方になって

守ってあげたいと思う

それは、大変な思いをしてきた義母を

もう大丈夫ですよと

守りたいと思う気持ちと似ている

責任感か愛情か

分からなくなる事もあるけど

そこに向き合って歩み寄る努力をするからこそ

自分も器が大きくなるような気がする

もちろん

どんな家族の形でいるのかは人それぞれの自由だ

こんな昭和チックな妻はもう流行らないかもしれない

だけど

今のところ

これが私たち家族の形だ

まだまだ私は進化したい

自分の幸せも諦めたくない

もがいてみる

完璧な人間なんていないから

自分だって支えてもらっているから

感謝を忘れずにいたいと思う

あなたに出会わなければ体験出来なかった事のすべてに

あなたが患者の人生を守りたいように

私はあなたの人生を守りたいと思う

あなたが生き生きと働いているように

私も自分を輝かせると自分に約束する

幸せを願ってくれた父の為にも

自分の人生は自分で幸せにする

誰もがきっと毎日

孤独と戦っている









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