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微笑みと嫉妬と

先日の母との会話

母「さっきお会計してたら赤ちゃん連れの人がいて。顔はそんなにかわいい訳じゃなかったけど、ずーっとニコニコしてて笑顔がかわいかった〜」
私「へぇ…」
母「マロン🐶とアンタは同じやなぁ。小さい頃『かわいいね』って言われてもにこりともしない子だった」

…ん?

子どもの頃から言われ慣れていることでしたが、このときは「何故今?」とひっかかりを感じていました。



数日前たまたま目について何となく読み始めたネット小説。初めは虐げられていた女の子が幸せになるというありがちな恋愛系のストーリーだと思い、目につくタイトルをぽちぽちしながら読み飛ばしていたのですが、主人公の前世が私の前世と丸かぶりしていることに氣づいて驚愕。
しかも氣になっていた『7』のキーワードまで…

ナニコレ!スゴイ!私のことやん😳

私の前生は恐らく中世くらい?のヨーロッパのどこか。笑顔が素敵な美しい女性だったようですが、嫉妬した夫に他の誰かに微笑むことがないようにと、塔のようなところに閉じ込められて鎖で繋がれ、目を焼かれて光を失ったそうです。小説では剣で切りつけられたことになっていましたが違いはそのくらい。細かい設定が驚くほど一致していました。

しかも私の場合、今生付き合った元彼がそのときのお相手。この人にも「他の男と喋るな」と言われたし、閉じ込められたし、一緒に居ると力を奪われているという恐怖感がありました。その元彼と別れた頃から目の不調(眼瞼痙攣による激しい羞明と痛み)で光の刺激に苦しみ始め、今生でも失明のリスクは色んな人に言われました。

再現率スゴイ…

その頃の傷はもうそんなに深くはないので冷静に眺めている一方、心当たりのありすぎる設定に自分の過去生と現生がリンクしてポロポロと記憶の断片が掘り起こされ、少し泣いてしまうくらいには小説の主人公の氣持ちに同調していました。

目の不調は症状が出始めて半年位の時点でインドの父(yogi)に「元彼が原因だ。バッドエナジー」と言われ続けていましたが、医学的アプローチもエネルギーワーク的なものも効果がないまま8年位が過ぎた頃、あるシャーマンに彼の母親のジェラシーが憑依していると言われ、処置してもらってからは随分楽になりました。
会ったこともなかった彼ママが原因だったとは…と変化球過ぎて驚き、嫉妬とか執着の恐ろしさをしみじみと実感したことを思い出しました。(遠い目…)

症状が薄れてからはあまり思い出すことがなくなっていたことでしたが、久しぶりにポロポロ発掘してしまいました。
でもこれ、たぶん過去に浸るために現象化?したわけではないはず。意識を“今”に戻して氣にキーワードを絞ると、


『嫉妬』と、きっかけは『笑顔』『微笑み』

私、人前で笑うのが(も)苦手で、今も不意に声を掛けられたときや挨拶するときに咄嗟にニッコリできなくて固まったり、困った顔をしまうのです。

笑顔に関しては「ブス」と言われ続けて自己肯定感が低すぎた子どもの頃、クラスの男の子に

「今日コイツめっちゃ笑ってる。笑った顔キモチワル!!」

とからかわれたことがコンプレックスに追い討ちをかけ、トラウマになっていたのだと思い込んでいましたが、それも少し違ったかも。よくよく思い出したら、悪意をもって言われたというより照れ隠し的な感じだったし、そのときの言葉に傷ついたというより、もっと根源的なところが揺さぶられた感じだった氣がします。

記憶にある限り私が自分で「人前で笑わない」と決めたのは保育園の頃。通園バスで隣合ったエミちゃんに「笑ってー」と言われてそれが嫌だったから。めちゃくちゃ頑固で恐がりな子どもだったので、それを完遂してしまったのが受難?のはじまり。エミちゃん(笑みちゃん? )は加担していなかったけど虐めのきっかけは「(私が)振り向いてくれない」だったそうなので。

ん🤔?

笑いかけても笑わなくても同じようなルートを辿ってるやん。それだけ私にとって必要なことだったということなのかしら😅

当時4歳。この時点で笑顔を見せることを”恐いこと”だと確信していたとすると、母が言うように赤ちゃんの頃からそうだったのだとすると、エミちゃんやあの男の子との出来事はきっかけに過ぎなかったのよね。

スパンがめちゃくちゃ長すぎて分かりづらかったけど、本来在るべき姿に戻る(統合される)ため。全てが必然だったということ。

多分もう大丈夫。

ここ1年位、ずーっとその確認作業をしているようですが多分これもその一部。

無意識に持ち越してる不安や恐怖。

今までは自分を守るために必要だったそれらは、同時に自分らしさを失い、本来の力を封じ、偽りを生きる要因になっていたようにも感じます。

誰のせいにもしない。
ここから変える。

その視点で生きていくことがとても大事になってくると感じていましたが、今回リンクしたことはそれを我が身に置き換えて振り返るきっかけになりました。

まずは自分自身が変わらなきゃね(*^^*)

因みに小説の主人公の前生は精霊女王。
前生での辛い出来事が原因で本来の力を失っていて、そのトラウマをどうすれば癒せるのか…というところでストーリーは止まっていて未完です。これ作者はかなーり展開が難しいやつでしょうね(^_^;)
私は私のストーリーを展開しつつ氣長に続きを待つとします。

「僕は笑うこと恐れてないよー」