野草食日記 96 ベニバナボロギク? ダンドボロギク?
ルッコラが育つ庭の一角に、どこかで見たような葉っぱが急成長し始めています。
引越して来た時、そこにはあまり立派ではないヨモギやドクダミが生えていて、土の色も浅くて硬く、一見して肥沃でないことがわかる、そんな場所でした。
裏庭に埋めた生ゴミで作った堆肥を僅かばかり入れて、ルッコラの種を蒔いてみたのですが、いつまで経っても小さいまま。
地力が足りないのねぇと半ば仕方ないわ、という気持ちで眺めていたところに生えてきたこの葉。
ルッコラなんかものともせず、ぐんぐんと育っているのです。
気になって、信頼できるSNSグループに聞いてみると、ベニバナボロギク、あるいはダンドボロギクという答えが帰ってきました。
ベニバナボロギク、これは今まで食べた中で私が一番好きな野草のうちのひとつなのです。
去年お茶室の庭で出会い、その美味しさに目を見張ったのでした。
ネットで情報を拾おうと探していたら、ベニバナボロギクの葉が大写しになっているのを見つけました。
うちに生えているのは葉っぱの真ん中のスジ、中脈と呼ぶそうですが、その根元あたりが紫色がかっています。
ネットに写っているのもやはり紫色がかっている!
ベニバナボロギクに期待が高まります。
そんな気持ちがSNS上でも伝わったのでしょう、回答者の方が、どちらも食べられます、すき焼きにすると美味しいらしいですよと教えてくれました。
さぁて、ベニバナボロギクとダンドボロギク、いったいどちらでしょうか。
真ん中に写っている葉の左側がルッコラ。大きさの違いわかりますよね。
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