菜園料理の記録 13 ミニトマト保存法 冷凍ミニトマトとトマトの赤ワイン煮
先日、ご近所の畑になっている富有柿を3つ分けてもらいました。
「もう、どんどん持っていって!」という畑の持ち主 Oさん。
「Oさんの家では食べないんですか?」と尋ねると、「トマトやきゅうりなんかもそうだけど、うちで作っていると毎年沢山採れるから、しまいには飽きちゃうのよね〜。」と言います。
あぁその感覚、何となくわかる。
今年初めて上手くいったミニトマト栽培。
盛夏の頃、毎日籠一杯に採れるので、量的にも食べられず、家族もだんだんと手を伸ばさなくりました。
そんな食傷気味の頃知ったのが、トマトが冷凍できるという事実。
凍ったトマトは水に浸けると、まるで湯剥きをするようにペロンと皮が剥がれるといいます。
そこで収穫したトマトを、採れた順から洗わずに片端からジップロックに詰めて冷凍。
使う時までそのまま眠っていてもらえるのはとても気が楽なことでした。
8月中は冷凍ミニトマトと並行して、サラダや酢の物、スープなどに使う生のミニトマト両方が冷蔵庫に入っている状態でした。
それで、生のものがちょっと多いなと思った時に、このまま鮮度が落ちていくのも気が引けるし・・・と何気な〜く飲み残しの赤ワインで煮て、最後にほんの少しだけケチャップを入れてみました。
それ以外、塩などの味付は一切なし。
その晩、塩、胡椒した鶏もも肉をシンプルにソテーし、赤ワイン煮を乗せてみたら、ビストロ風の一品になってとても美味しかったのです。
翌日、残ったソースをオムレツにも乗せて。
この時作ったのは、軽めに煮たのでトマトの存在感と食感が楽しめました。
9月も後半になり、少し涼しくなってくると、こっくりした味わいが恋しくなりますね。
そこで、冷凍ミニトマトを使ってミートソースを作ることにしました。
まずはミニトマトを冷凍庫から取り出しボウルに水を張って洗います。
ひとつひとつ皮剥きするのは面倒なので、鍋でまとめて煮こみ、あとでザルで濾す方法を採用。
ミートソースに入れるので、トマトを潰し、形がなくなるまで煮込みました。
この日は煮込んだあとすぐにミートソース作りに移行しましたが、ここまでやっておいて数日間保存というのもありだと思います。
スパゲティーミートソース。
残念ながら写真はなしですが、久々でとてもおいしかったです。
そして今、使いきれずまだまだこれだけ残っています。
今晩、米なすをフライパンで焼いた上にこのソースをかけて、オーブントースターでチーズ焼きにしてみようかなと画策中。
一度作って何度も楽しめるのは、心豊かで嬉しい気持ちになりますね。
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。