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野草食日記 239 ヨモギ納豆とギリシャ神話

最近 あるYoutube動画で、ヨモギを納豆の薬味にするという人がいました。
庭をぐるっと歩きまわりヨモギを摘んで玄関の方に帰るところでおしまい。
なのでどのように料理をしたかは定かではありませんが、薬味と言うからには湯通しをしないで生のまま使うのでしょう。

ヨモギというと、熱湯で湯がいてアク抜きをするのが一般的ですよね。
私の野草料理のバイブル、甘糟幸子さんの「野草の料理」を見返してみても、必ず下茹でしたものを使っています。


今まで生でヨモギを使う発想はなかったので、試してみることにしました。
家庭菜園の脇にヨモギが群生する場所があるので見に行くと、まだまだ小さくこんな風に地を這っている状態です。

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若い葉っぱは柔らかいでしょうから、生で食べるには丁度いいかもしれません。
芽先を5〜6本ほど摘んですぐにキッチンに戻り水洗い、納豆の上にのせるまで2〜3分程。

下茹でするにはある程度の量がまとまらないとと思うから、取り掛かるのにまずワンクッションあり、更にお湯を沸かす手間も加わるので、ついつい腰が重くなりがちです。
加熱調理なしの「納豆の薬味」が美味しければ、薬草として名高いヨモギをもっと気軽に、暮らしに取り入れることができそう。(期待♡)

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さて、実食です。
口に運ぶと、納豆の風味の中にちゃんとヨモギの香りが感じられます。
ちょっと青臭さはあるけど、アクやえぐみは全く感じられません。
ヨモギは生でもイケます!

ただ、納豆との組み合わせ、ありかなしかどちらかというと、「あり」ではあるけど、ネギやニラの方が納豆向きかも、という気もします。
ヨモギはもう少し繊細な味と香りの素材と合わせたいかも。
更なる探求が必要のようです。

来月、開催予定の「ゆるり北鎌☆野草ウォーキング」。
きっと出会うであろう山のヨモギのために、これから先はネタとしてギリシャ神話との関連を書こうと思います。
ネタなので、すみません、この先は有料とさせていただきますね。
野草ウォーキングの詳細は下のリンクよりご覧下さい。

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