野草食日記 148 ベニバナボロギクを育ててみる
野にある植物は大きくなって花が咲けば名前が分かりやすいですが、芽出しの頃や小さな時には種類の判別が難しいことが多々あります。
私が好きなベニバナボロギクも、かなり大きくなってからようやくそれとわかるので、子供時代の様子を見てみたくなりました。
去年の暮れに採種した種を蒔いたのは確か9月半ばのことだったと思います。
撮影は10月末。
ここまで育つのに1ヶ月半ほど。
成長してからは葉脈のみに紫色が現れますが、小さい時は新芽や茎、葉の裏も紫色なのですね。
ベニバナボロギクは霜が下りると枯れてしまいます。
昨冬は12月末まで生きていましたが、年越しの寒さでしんなりと枯れてしまいました。
すでに年末まで2ヶ月を切っています。
それまでにどの位成長するでしょうか。
楽しみに観察したいと思います。
野草の勉強や観察会のために使いたいと思います。