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私も読んだそばから内容を忘れる

本、やたらと読んでるんだけど、その内容について覚えてないことが多いんだよなぁと、メモ、作りながら読んだ方がいいのかも? とjamboardやgoogle docに書き出したり、メモしたりし始めた。だれかに説明するのが必要となると(読書会とかね)、やっぱり何かしら「書いたもの」が欲しくなる。電子書籍だと「この辺にあったあれ」というのが見つけにくい。

ところが、noteの記事をうろうろしていたら、内容を覚えていないというのが私だけではないことを発見した。読んでも覚えてないのっておかしいのかも? ダメかも? と思っていたところだったのでなんか「あ、仲間!」と嬉しかった。小説を読み終わって主人公の名前、不明確なままってこと、意外と多いんですもの。例えば主人公が「真里」っていう名前だったとして、読んでいるときは「まり」って思って読んでいない。「真里」が文字ではなく、絵というか記号になってて、「主人公」と脳内変換されてる。ああ、主人公ね、と思ってじゃかじゃか読んでいって、いっこうに困らない。カタカナの長い名前だと、ますますそうなる。

本を読むとき、気持ちよく読めるスピード、没頭できる進み具合というのがあって、名前をちゃんと読んでいるとそのペースが鈍っちゃうというのも理由の一つのような気がする。

カタカナの長い名前と数字の組み合わせが覚えられないせいで世界史の王様たちやフランスの哲学者たちはだれがだれやら。再現できない。

だから、あの「君との恋は必然だけど、偶然の恋も必要だ」とか言った哲学者ね、とか「野生」がなんとか言ってた人ね、みたいな記憶になってて、だれがだれやらごちゃまぜになるし、他者と共有するのが難しい。だからといって、別に困らない。自分の内側的には。

だけど、だれかと話したり、外側に向けてわかってもらえるように伝えるとか、その人の言説をちゃんと使うためには、サルトルとかレヴィ=ストロースとか名前が分かってた方が都合がいい。賢げに見えるかもしれないし。

というわけで、何かいいメモのとり方、ノートの作り方を探してる。A5サイズのノートにメモするのが好きなんだけど(日本からノート、大量に買って帰ってくる)、どこに何書いたか全然分からなくなってしまうので、何かいい方法、ないかなぁ。





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