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雑記□適曲適所-何やってもダメな日に

誰しもあると思うんです。
「あの歌が頭から離れない!集中できないんだけど。」という時。

これはその現象を逆利用し、自身の感情コントロールに役立てようと言う話。

例えば。

デパートへ赴き『蛍の光』を耳にすると、
「あらもう帰らなくちゃ!」と急ぎ足になります。

何となくつけていたテレビから、キューピー3分クッキングのテーマ曲『おもちゃの兵隊のマーチ』を耳にすると、
「もう昼かぁ…ランチどうしようかな」と空腹を意識するようになります。

そして布袋寅泰の『スリル』を耳にすると、
「え!?江頭2:50でてくるんじゃ?」とワクワクします。

…まぁ最後のは少し違いますが、
特定の曲を聞くことで、自身の行動や考えに変化をもたらす刷り込み効果。
それを自分の行動や考えを強制的に変えたい時に、意識的に取り入れています。

今日は「何やってもダメな日」にお薦めしたい曲。

一定の割合でそんな日ありますよね。

誰と話しても何か噛み合わない気がするし、
商談ではせっかく準備したのに、想定していなかった方向に話が進む。
今日届くはずの書類は何故か別の部署に届いているし、
問い合わせで電話対応してくれた人がとんでもなくハズレで(失礼)、得も言われぬ不快感に苛まれる。
もちろん電車はギリギリで乗れずじまいで、
道端で出会う犬にはとにかく威嚇される。
そして家具に足の小指をぶつけるという定番トラブル。
最終的には風に吹かれて顔に掛かる毛先にまでイライラする始末です。

そんな「何やってもダメな日」にぜひ聞いてほしいのがこの曲。

『Somebody stole my gal』


…知らんわそんな曲!と誰しも思うでしょう。
確かにタイトルだけでは分かりませんが、
実はあの有名な「吉本新喜劇」のテーマソングです。
そう!あの♪ホンワカパッパ~ です。
それにしてもなかなかクセ強めのカバー写真ですよね。
私もダウンロードしたはいいものの、選曲画面でこのジャケットがでてくると未だにビックリします。

効果は絶大。
言い表せない程の脱力感を与えてくれます。

今日あった嫌なことやイライラを「どうでもええわ」と思わせてくれる。
歌詞がないので余計な考えを呼び起こさせるようなこともない。
しかも途中で変調するのですが、それでも尚衰えることのない脱力感。
徹底して脱力を貫きます。

この曲が元々脱力系なのか、
それとも吉本新喜劇のテーマになったから後天的に脱力的な印象がついたのか。
もはや今となっては判断がつきませんが、
とにかくこの曲を聞くと「もうええわ。どうとでもなれ」という気持ちに。

但し!ひとつだけ注意点が。

この曲は、真剣に悩んだり怒ったりしている時に聞くのは避けて下さい。
くれぐれも「自分ではどうしようも出来ないけれど、上手くいかない。イライラする。」…そんな時の為に処方された曲です。
これが自身と因果関係が深いトラブルや、理屈で解決せねばならぬ問題で生じた悩みや怒りを和らげる為に聞くと、薬が毒に変わります。
は?何ふざけてんの?…といった形で余計イライラを増長させるのでお避け下さい。

このコロナ禍では、理屈抜きに落ち込んだりイライラすることがどうしても起こりがち。
そんな時はこのホンワカパッパソングでの気分転換をオススメします。

追記
アインシュタインの稲田さんが「バツウケテイナー」という番組で、この曲に歌詞を乗せています。
それが最高に笑えるので、元気をもらいたい時はぜひ動画検索して下さい。
私は何度もリピートしすぎて、一時YouTubeのおすすめ動画が稲田さんばかりになりました。

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