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人間宣言したい

バイト先でレジをやっていると
私だって人間だ
と言いたくなる時がある。

トレーにお金を投げて置くお客さん
イヤホンを両耳つけたままでこちらの問いかけを無視するお客さん
もう一度問いかけたらキレるお客さん
なぜかはじめからけんか腰のお客さん

この方に、私は人間として写っていないのだなと、思ってしまう。

お客様は神様だとかいうけれど
逆に店員の方を
何しても怒らない
笑顔で対応してくれる
神様みたいな存在と思っているんじゃないか。
そんなふうに感じる。

だけど私も、人を人として見ていなかったことがあるのを思い出す。
中学の頃、私はあまりいい生徒ではなかった。
そこまでの問題児ではなかったと思うけど
反抗的な態度は少なからずある
従順な生徒ではなかった。

先生は、生徒が反抗しても
生意気な態度をとっても
クラスがまとまらなくても
怒るそぶりは見せはするが、本当のところはなんとも思っていないと無意識に考えていたのだと思う。

「先生」は「オトナ」で、私たちとは別の生き物だと思っていた。

だけど、そんな「先生」が卒業式の日に号泣していた。
喉を突き上げる嗚咽を堪えきれずに、泣いていた。
「本当に、可愛くない生徒だなと思う時が何度もあった。私も、つらかった。
だけど、やっぱり、私はこのクラスの生徒たちが好きだ」

私はそのときに先生が私と同じ人間なんだって
はじめて実感したのだと思う。(私ってなんて冷たい子だったんだろう…)
私と同じように、傷ついて、答えを持っていなくて、迷って、不安な日々を過ごす人間なんだと。


レジに来るお客さんは
私が泣いたら人として扱うだろうか…(笑)
普通に困るだろうな(笑)



ただの愚痴でした、ごめんなさい

最後まで読んでくれてありがとう
今日も1日お疲れさまです。
おやすみなさい。