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嫉妬との闘い

最近の悩み。嫉妬のおさめ方を知りたい。

嫉妬は向上心の表れだと思ったらよい、とか、嫉妬してる自分をまずは認めて受け入れてあげよう!とか、いろいろな発信に触れては「ほう~これはよいかも!」と思って実践してみる。確かに一瞬冷静になろうとは思えるけど、腹の底から沸き上がってくる怒りにも似たおどろおどろしいあの感情を成敗するにはどれも足りない。自分が嫌な女に思えて、どんどん辛くなる。

いくら抑え込もうとしても、湧いてくる感情が本能からくるものなんだから仕方ない。嫉妬したくてしてる訳じゃない。

そんなこんなで悩んでいたのだけど、あるときふと、「そういや、あのときあんなに嫉妬してたけど今は何も感じないな」というものを見つけた。

それは仕事で、他部署の新しく入った人が、全く自分の部署とは関係のない仕事まで色々と手を広げて活躍しているように見えたとき。「最近入ってきてでしゃばらないでよ」だったり、「関係ない部署なんだから手を出さないでよ」だったり。それはそれは不愉快極まりない気持ちでいっぱいだった(書いてて思った、マンガとかに出てきそうなめっちゃ嫌な先輩じゃん私…)。

でもあるとき、人員不足とそれに構わず依頼のくる仕事量でどうにも回らなくなり、私自身が他部署の仕事を手伝うようになった。そのときから、あの子への嫉妬は消えてった。

自分もいろんな仕事をしてみたかったんだな。周りへの遠慮とか、残業時間とか気にして、「私はもっと他の仕事もしてみたいです」って言えないのに、あの子はできてる。それに嫉妬してたんだ、と気がついた。奇しくも会社のあっぷあっぷな状態が私の嫉妬を消してくれました。

つまり、嫉妬したら「自分が本当にやりたいこと」に気づくチャンスだと思えばよいの……??

いや待て。それでは解決しない嫉妬がある。

女同士の嫉妬よ。男にあからさまに媚を売る女の子が、どうしても…許せない……なぜなんだろう。

本当にくだらないのは頭では分かってる。だって私の恋人に媚を売られた訳じゃない。でも心が追い付かない。憎くて憎くて仕方がない。お腹の中開けたら真っ黒いタールでも出てくるんじゃないかってくらい、嫉妬に支配されているときは黒々とした何かが腹の底から湧いてくる感じがする。

結局これも、自分に恋人がいないことやら、見た目へのコンプレックスやら、自己肯定感の低さから来ているんだろうな。

仕事の嫉妬は、自分も同じように仕事することで解決した。この嫉妬は自分も同じように媚を売れば解決するんだろうか。いや、できんよ、私には。可愛いげの無さは親公認だもん。自分にできないことを簡単にやってのける人が羨ましいんだな。

そうやって自分を分析しながら、一生嫉妬と付き合っていきそうです。

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