こんなわたしでもできる…?
私は長い間ピアノを弾き続けてきていますが、いわゆる演奏家の中では華々しい経歴がありません。もちろんレベル的に高い有名な大学やコンクールで優勝したい思いは小学生の頃からありました。
3歳から母にピアノを習わせてもらい、小学校へ入るまでは好きだったのか嫌々行っていたのかは覚えていないほどで
小学校へ入るとクラスや学年の伴奏を任されたのでそこで自分の使命感が湧き周りの反応もあったため練習が嫌な時もありつつそこそこに続けていました。
高学年になると他にも弾ける子が出てきたのと初めて出たコンクールでまさかの
…予選落ち…
周りからピアノ弾けてすごいね〜、特別扱いされていたのに、嘘でしょーー!!!
人生初の挫折……そこから必死に頑張り次の年はなんとか予選通過。
しかしそこから鳴かず飛ばずな結果が続き、音楽教室と先生の家にレッスンに通いながらも音楽大学の受験で本番決定的なミスをし不合格。
…なんとか二次募集で現在卒業した音大に入学できひと安心……
大学卒業後はブライダルでオルガンなどを弾いたりご縁あったお店でBGMを弾きつつ4.5年過ぎようとしていた時に、久しぶりにコンクールまたチャレンジしてみようかな…?と思い先生の所にレッスンに通い自分的人生最大の仕上がりまで持っていき、結果
なんと人生初めて級の大緊張で手が震えすぎて音外しまくり
次の日は真夏の暑い日にベッドから起き上がれず水もご飯も喉を通らず、近くの環七にでも飛び込んでしまいたいくらいの絶望感を感じていました。
そこからなんとか立ち直り、緊張癖を克服すべく3.4年同じコンクールを受け続け、ある時コンクール前のレッスンで普段は褒められる事はほとんどない先生から
「どうしたの、先週のレッスンと全く違うよ!ものすごく良いじゃない!!これはもしかしたらコンクールですごいところまで行くよ!!」
先生はそのコンクールの審査委員長もされていて、オーストリアからの特別審査員の先生もきっと感激するのでは!!とまで
ここが私の今のピアノを続けてきて本当に良かった、やり続けてきて良かったと芯から思えた出来事です。
やり続ければ必ず出来る、このことを子どもたちに伝えていきたいです。
コンクールの結果は……緊張癖まだ完治しておらず、先生からもったいながられてまた挫折(苦笑)
……チャレンジは続く
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