十人十色の世界
S Club 7 「Never Had A Dream Come True」
学生時代、ある日CDショップに母親と立ち寄り、この曲と出会った。
どうやら、私の身体で何かスイッチが入る曲だったようだ。
聴いた瞬間一気に血液の流れを感じ、瞬く間に全身が熱くなった。
英語とか私はかなり苦手なので、言葉の意味もよくわからず、
なんとなく感覚だけで身体に感じた。
イメージは一言で言えば、
「壮大」
だった。
自分の想像を遥かに超えるので、その先が見えない未知という世界にとても心が震え、これは只事ではないと慌てていた記憶がある。
言葉では説明が出来なかった自分を先ずは落ち着かせていた。
何の矛盾もないスケールの大きさ。
とてつもなく大きなものの中で
本当は生きていて、
自然とあるもの全て一人一人がこの世界を動かしてるんだと思った。
疾走感溢れる果てしない大地をどこまでも思いっきり全力で、
あるがままの世界で、あるがままの自分が、
行きたいところへただただ走り抜く。
自分の姿なんてわからない。
存在さえすれば、
その時ばかりはどんな姿でも良いと思った。
空も土も風も海も木々も愛も私も、見えるもの、見えないもの、何もかも、
無限という未知の世界の存在が
私の心を救ってくれた。
限りがないところから、限りのないところ。
そんな自分の想像上が
どんどん積み重なり、とてつもなく広い世界が私の背中を押してくれてる気がしてなんだか嬉しくなったきっかけでもあった。
十人十色。
人それぞれ、体や心のスイッチは違う。
私はこの曲を聴くとなんだかいつも不思議な気持ちになる。
何かのスイッチが入ってしまう。
確かこの思いを近くにいた母親になんとなく伝えたくて、同じようにこの曲を聴いてもらった♪
私
「ね、母さん、なんかすごくない?(*´꒳`*)」
母親
「全然…」
私「………」
↑上手く伝えられないが、確か私は一瞬だけ、こんな顔をしていたんだと思う。
(笑)
人それぞれだね(笑)
いやいや、それこそが壮大な証だなと。
みんなが同じだと壮大ではなくなる。
それぞれの世界観が違うから広いんだと。
だけど、今の命が尽きるまでに、おんなじ様な気持ちで感じる人が世界で一人でもいたら、
それはそれで壮大な中での奇跡の通じ合いは、とてつもない喜びなんだろうな。
私は
違う視点や感覚を持つ
母親も大好きだ(^-^)
今日も読んでくださってありがとうございました。
画像はみんなのフォトギャラリーからお借りしました。
STS様ありがとうございます😊
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