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心の声の方へ


先日1番目の姉を誘って『三島喜美代 − 未来への記憶』の展覧会へ行ってきました!


最近ずっと美術館や展覧会へ行きたい気持ちがありそんな時に「耳で聞く美術館さん」で紹介されていた三島喜美代さんの展覧会にとても惹かれたのでいい機会だと思い美術が好きな1番目の姉に声をかけました

いいよとのことでサクサクと予定を立てて行く日を決めていざ当日!!


新宿待ち合わせしたら2人してなかなか出会えず会うのに20分
しかもその後の駅も間違えた電車に乗っちゃって少しだけ戻り目的地へやっと着く頃には待ち合わせた時間から1時間半くらい経ってました😂

でもチケットはその場で買う制度だし時間制限などもないので予定とずれたって焦らずゆっくり行こうとの話をして練馬区の雰囲気を楽しみながら行けました😌


私は芸術家タイプじゃないので抽象画とか見てもよくわかんないな、もう少し説明欲しいななどこたえをもとめようとしちゃうのですがそれでも見てみたい気持ちが勝ったので今回は行きました

1番の目的は陶器でできた空き缶などの陶器作品を見ることでした!



チケットを買っていざ展覧会!

やっぱり抽象画は私には理解しきれなくてうーん?ってなる部分もあったのですが実物を見ると迫力が凄くて言葉にできないけどちゃんど実物を見れてよかったと思える感動が押し寄せてきました

コラージュ作品の抽象画などもあり普通のとはひと味違う雰囲気でおしゃれさに溢れていました



そしてお目当ての陶器作品たち!

これは凄かったです

本物に見えるけど本物じゃなくて
でも写真と違い細部まで見れるからよりリアルを感じれて
そして自分の目で見に行ったからこそ近くで見れて
本物に見えるだけじゃない込められたメッセージも考えさせられるテーマでした


三島喜美代さんがこの陶器作品を作り始めた頃よりも現代は情報社会となっていて
昔のように新聞を読む人は減っているはずなのに
その頃と変わらずなんなら現代の方が使い終わった情報はすぐに忘れ去られて捨てられて崩れていく

それは現代にも通じる情報の脆さやゴミ扱いへのメッセージだなと私は感じました


三島喜美代さんの陶器作品は途中から素材が変わっています
それは三島喜美代さんが限りある資源に着目したからです

その素材の質感や細かい色味の違いも見に行ったからこそ伝わりとても良かったです


陶器でできた空き缶や段ボールや雑誌、ゴミからできた作品どれも綺麗にまとまり本来はゴミなはずなのに一つの作品として完成されていました


現代に近づくにつれてリアルなサイズ感から大きな作品へと変わっていてよりインパクトがあり見ていて楽しさもありました



この展覧会は写真撮影OKだったにも関わらず私と姉は最後の方の100年の歴史が刻まれたレンガの所まで写真撮影しませんでした

シャッター音が気になるのも理由の一つなのですが私は「これは自分の目で見てしっかりと感じたい、写真じゃ伝わらない」と思ったのも理由でした


実際よく見たので帰ってきてからもしっかり覚えていてそんな楽しみ方のひとつとしてできてよかったなと思います


最後の100年の歴史が刻まれたレンガは本当に迫力が段違いでありレンガ一つ一つに刻まれた100年間のニュースも読んでみると結局現在も同じ悩みの中にいる部分があるなと

歴史は繰り返すとはよく言うけれどその悩みを考え続けることは大切なんじゃないかなと思います



大人になってから初めて展示会に行ったので上手く伝えきれてないと思いますがとても素敵な展示会でした☺️

姉ともまた今度他にも気になる展示会などがあったら行こうねと話しました!





そのあとは2番目の姉と合流して
ご飯を食べて
ウィンドウショッピングして
カフェに行って
最後は本屋さんで3人揃って30分以上本を吟味していました!


その最後の本屋さんで過ごした時間がとても最高でほっこりする小説が読みたいんだけどおすすめある?と聞いたら姉が教えてくれたり一緒に探してくれて結果として5冊も欲しくなってしまいました

私が5冊は多いかな?大丈夫かな?と少し不安になったら姉たちが小説読むことが悪いわけないからいいでしょ!と励ましてくれました


そこで「私は今、小説を読みたいんだ」と心の声がハッキリとした気がします


小説選んでるから当たり前では?となるとは思うんですがいつもアレしたいかも…とか思っても
「したいかもしれないけれど、絶対ではない。無駄かも…」と
[本当にしたいこと]と
[しなきゃいけない理由探し]  
を混同して考えていました


確かに今まで私はよく聞く心の声に従って好きなことしなよみたいな事を見掛けても
「そんなことできたらしてるよ」
「しても無駄だよ」
と思っていました


でもきっと本来のその言葉の意味ってそんな大層な夢ややりたい事の話じゃなくて「日常のちょっとしたやりたい事」をやってやっと自分に自信や心の喜びを感じるんだなと気づきました


だから私は

『美術館や展覧会へ行きたい』
『姉たちとお喋りしたい』
『小説が読みたい』
『家の外へ出たい』
『英語の勉強がしたい』

そして何よりも『一歩踏み出したい』

そう思いながら過ごしていて

叶えたい事を叶えたり一歩踏み出して心が元気になりたがってるんだとやっと気づくことができました


英語の勉強も実は少し前に夫がいいよと言って本を買ってくれていて今もなお勉強したい意欲が落ちることなくスローペースではあるのですがやっています


鬱になってからもう10年以上?くらいですが初めてここまで自分の心の声に気づいて前向きに進んだ気がします

躁鬱みたいにハイになってるシーズンかな?とかでもなく単純に心の中がしっかりと元気に近づいてふわふわした元気じゃないことは私が1番わかってるので大丈夫です笑


姉たちや夫や両親が私のしたい事に協力して言葉をくれて私はそれがしたいんでしょ?と言われてやっと気づいたこの気持ちをこれからも見つけて拾っていって心の元気にしたいなと思います


話を戻して…
結果として10年ぶりくらいに小説を自分で買ったのですが久しぶりに紙媒体で読む小説は本当に面白いです!!!

世界に入り込んでずっと読みそうになるんですが大切にじっくり読みたい気持ちもあるので少しずつ小説の中の世界を考えて感じながら読んでいます😌


先日のたった1日でたくさんの一歩を踏み出せてとても楽しくて楽しくて…

また姉たちと本屋さんに行こうねって言ってます🥰



姉たちありがとう🩵

別の日に家のことを手伝って子供たちが遊べるところに一緒に行ってくれた両親もありがとう💛

姉たちとお出かけしてる間、家事も育児もしてくれた夫もありがとう🥰


そして上手くまとめられなかったのですが最後まで読んでくださりありがとうございました!!
体調に気をつけてお過ごしください!



#心の声 #三島喜美代 #本  

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