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デザイン経営に必要なのは好奇心!ユーザーのニーズを見つけ出すデザイン思考の実践法
はじめに:この記事で伝えたいこと
こんにちはナムラです。この記事で僕がブログを始めてからちょうど1ヶ月が経ちます。
週に1本記事を書いているわけですが、そろそろルーティンワーク化してきて、その1週間にあったことのまとめをするような場になってきています。
建築やデザインの知識を活かしたデザイン経営について毎週記事にしているわけですが今週はデザイン経営と好奇心の関連性について思うことが多々ありましたので記事にしていきたいと思います。
以下が本記事で伝えたいことになります。
好奇心がデザイン経営において重要な役割を果たすことを伝えたい
好奇心を活かすためにデザイン思考という思考法を紹介したい
デザイン思考を実践することで、自分たちのビジネスや社会に貢献できることを伝えたい
この記事を通して建築やデザインの知識やスキルを持っているが経営に応用する方法がわからない人や、経営における課題解決力や想像力を高めたいと思っている方というような僕と同じ境遇にある人に参考になれば幸いです。
好奇心とは何か?
まず初めにここで僕が「好奇心」と言っているのはどういう意味で使っているのかについて書いていこうと思います。
まず1つ目に新しいことや知らないことに興味を持ち、学び続けようとする姿勢だと考えます。
これはデザイン経営をする以前に人間として成長するために必要不可欠の要素だと思います。
年を取るにつれ刺激が薄くなっていくような感覚は僕にもありますが、もっと子供の頃のような、全てが刺激に思えて創造性に溢れるような日常を保つためには、好奇心は忘れてはいけないと思います。
2つ目に自分の視野や知識を広げようとする動機づけやエネルギーとしての意味があります。
これは経営をしていくにあたって重要なことで、今この記事を見ている方々は自分の知識やスキルを活かしたビジネスを始めたいと考えてる方が多いのではないでしょうか?
この場合会社の方針として創業者の知識やスキルがベースとなっているため、言葉を変えると属人化したビジネスモデルといえます。
生物の進化からもわかることですが、生き残っていくためには常に進化をし続ける。変化をし続けることが必須条件になります。
その時に属人化したビジネスで凝り固まった状態のまま経由を続けていくと進化をすることができずいずれ終わりを迎えることは想像ができるでしょう。
なぜ僕がこの話をするかというと、社会の変化スピードが加速的に早まっていると感じているからです。
僕の仮説として人類の発展というものは、科学イノベーションとパンデミックの振り子のような関係にあると考えています。
天然痘やペスト、HIVといったようなパンデミックを産業革命やIT革命によって経済を盛り返し、その度に発展してきているという歴史を考えると、近年あったコロナとAI革命の関係性も同じことが言えるのではないでしょうか。
そしてこの科学イノベーションとパンデミックの振り子の周期が加速度的に速くなっていると歴史を見て感じます。
つまりこれまでの経営方法では現代の社会の変化スピードに対応できなく、進化や変化をすることができない経営体は続々と衰退していくと考えています。
そして最後3つめに、現状に満足せず常に改善や革新を求める姿勢という意味をこの記事では「好奇心」に込めています。
1つ目のことが、人々の興味の矛先は常に移り変わっていくという意味。
2つ目のことが、変化し続ける社会に適応するための動機と言う意味。
これらのことから、経営において常に改善や確信を求める上で好奇心はとても効果的に作用すると考えています。
具体的な例を挙げると、先週記事にした生成系AIの話。現段階で生成系AIは黎明期に入っており日進月歩で技術力が向上しています。
この向上スピードについていくことは容易ではないですが、ここに好奇心を持って常に情報をキャッチアップしていくことが、変化を許容し、進化し続けられるような経営体になるために分かりやすい一つの指標になるのではないかと思います。
デザイン思考とは何か?
それでは次にタイトルのもう一区分である「デザイン思考」について書いていきます。
僕のこれまでの記事を読んでくれた方はすでにわかるかもしれませんが、改めてもう一度ここに言語化しておきます。
デザイン思考とはどういう概念なのか?
デザインのプロセスを応用した思考法で、ユーザーの視点から課題の解決方法を導き出す
スタンフォード大学が提唱した方法論で、観察・共感・定義・概念化・試作・テストの6つのステップからなる
ビジネスにおけるさまざまな課題の解決に対する有効性が認められ、多くの企業に活用されている
デザイン思考が注目されている背景は何か?
市場が拡大・成熟したことにより、顧客のニーズが機能的価値から意味的価値へと変化した
意味的価値は顧客自身が気づいていないニーズが含まれるため、従来の開発手法では満たすことが難しい
顧客の潜在的なニーズを発見して満たせる製品・サービスを開発する手段として、デザイン思考に期待が寄せられている
デザイン思考を取り入れるメリットは何か?
顧客のニーズに合った製品・サービスの開発・提供ができる
アイデアの議論が活発になり、アウトプットのクオリティが向上する
組織力やチームワークが強化される
このように言語化することは可能ですがなかなかイメージがしづらいと思いますので、ここからは僕が経営を進める中で感じている具体的な活用方法やプロセス、活用事例について紹介していきたいと思います。
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