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睡眠導入剤を飲まないと眠れなくなった話

人生ではじめてメンタルクリニックにいきました

とにかく眠れなかった。

どうしても眠れない。
ずっと眠くならない!

仕事と育児家事でめっちゃんこ疲れてるはずなのに。

怒り→悲しみ→くやしさ→怒りをずーっとリピート。
人って眠れないとこんなにつらいのか。

寝方がわからない。

寝方がわからないなんてさ、ちっちゃい頃、電気を消した部屋の天井みてて、おばけがでそうとかで眠れないときのよう。

いや、そんなんじゃないな。

あの頃も寝られないのがつらかったけど、

どんなに眠れなくても朝はくるのです。

仕事、子供を起こす、子供の学校、休みの日は子供を遊びに連れ出す、保育園の送迎、ごはんづくり、こどもの歯磨き・・・はみがき。。これがほんとにつらくって、できなかったのです。
そんでもって、できなくても、やる人はわたししかいなかった。あはは。

私はクリニックにいくような心の弱い人間じゃないと思っていた。


会社の同僚に、不倫の話を聞いてもらい、
「とにかく眠れないのよ」というと、
彼女が通っていたというメンタルクリニックを紹介してくれた。
彼女も仕事のストレスで不眠の悩みを抱え、1年以上睡眠導入剤を飲んでいたのです。

彼女は「寝るの苦手なの」とよく言ってたけど、こんなにつらかったの気づかなくてほんとごめん・・・

そして、わたしはとにかく寝たかったので、すぐに予約していきました。
クリニックにはたくさんの人がいました。
たくさんの普通の人が、待合室にいたけど、
「みんな悩みがあるのかー。若い子、おじさん、いろんな年齢の人がいっぱい。。」という印象。

でも、そのときは私は、ここにいる人たちと一緒じゃない。
と、心のどこかで思っていたのです。

私はクリニックに行かなきゃいけないような、心の弱い人間じゃないと、勝手に上から目線だったんです。

それまで、そんな経験がなかったから。
つらいことがあっても、わたしはそのまでつらくない、とどこかでおもってて。
心療内科っていうよは他人事のようなイメージでした。


ほんと、知らないってやだな。人の気持ちなんて私わかってない。

心を病んでいることを受け止めた

でも違いました。

私は結婚相手に裏切られ、傷つけられて、眠れなくなってここに来ている。

先生とはいえ、状況を第三者に話すのが、つらかった。

だって夫のひどい行動・したことを話すとめっちゃ悲しくなるんですもん。

そんな夫と何年も暮らすわたしがあほみたいな。

でもやっぱり状況を少しでも話さないと薬って処方してくれませんもんね。
泣かないように、しゃべるのがつらかった。

いや、泣いてもいいんだけどさ、ウッウッてなるからさ。
そういうのがちょっと恥ずかしいって思ってる自分がいるんでしょうね。

「よく寝た~!」って言いたい

睡眠導入剤を飲んで寝れたとき、ホッとしました。

ふー!死ぬかと思った!

寝ないと毒がたまるって聞いたことあるけど、
いやほんとにほんとに睡眠大事すぎるよ・・・

ただ、ほんとうにちゃんと眠れてる感じはしないんです。
ただ、眠れた、というだけ。変な感じです。

だから「はー!よく寝たー!」っていう感覚はずっと味わえていません。

結局1年以上通い、今も通っているし、睡眠導入剤を飲み続けているので、まだ自分の力で寝れていません。

当たり前だった「眠ること」ができなくなったつらさ。

それを知ることができたよ!ありがとうございます。

育児*仕事+家事+通院になっちゃったよ、ちきしょ






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