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飼い主がトレーナーになれれば最強説!

 いきなりの見出しで失礼いたしました。今日も愛犬からエネルギーをもらってnoteを書いているnamiyukiです。
今回は、そもそも犬についてのお話をしたいと思います。

 まず、犬はオオカミと同じように、もともと群れで行動・生活をする動物です。自分のポジションを理解し、リーダーからの指示により行動しリーダーから守られ生活していました。 …そう考えると腑に落ちますよね、人の指示に従うことの心理が。そうです、飼い犬は、飼い主をリーダーと認め、指示に従い行動しているということになります。仮に犬を守っているのも飼い主(リーダー)ですね。

 さて、そこで問題です。例えば飼い主がリーダーになれなかったらどうでしょう。そもそもそんなことが起きるのでしょうか?
私の観点から申し上げますと、まずはありえないでしょう。犬から見たら飼い主がリーダーになるはずです。

なら?なぜ言うこと利かないの?ってことになりますね。
どのくらいの範囲で利かないと判断しているのか人それぞれ差はあるかと思いますが、結論から言えば答えはしつけ方関わり方ということになってきます。犬はリーダーにやって良いこととやってはいけないことを小さいうちに学びます。勘違いに多いのは、しつけ=リーダーの要求 のような感覚でいる場合です。しつけとは、人と暮らすうえで守ってほしいルールのようなもので、芸ではありませんよ。しつけをする際は、しっかりと同じ言葉を使い、混乱させないようブレずにいきましょう。
※人は焦りが出てくると、強制的な態度を取りがちです。人間の支配力を下手に使ってしまうと、うまくいくものもうまくいかなくなってしまうどころか、事態は悪化してしまいますので、どうしてもうまくいかない時は、信頼できるトレーナーに任せるのは健全な策です。

 例えば、必ず教えたいルール①トイレトレーニング これは室内で飼う場合は必須ですよね…これができないと飼い主は後々ストレスを抱えることになってしまう恐れがあります。 ②アイコンタクト これは指示を出すときに重要なので、愛犬が自分の目を見るよう促す練習をします。 ③マテ④オイデ⑤スワレ⑥フセ⑦ハウス この5つは、いざというとき他人や愛犬自身を守るために必要な指示です。その他としてブラッシングや歯磨き、爪切りなどは小さいころから習慣にしてないと苦労します。なかでもブラッシングはコミュニケーションに最適なのと、毛玉防止、皮膚炎予防などになります。ここで余談ですが、うちの犬…お恥ずかしいことに爪切りが大の苦手でして(汗)小さいころ痛い思いさせちゃったっけかなぁ~って感じで、もうこれだけはやらせてもらえません(泣)トラウマの影響はかなり大きいので気を付けてください(汗)

 上記のようにしつけやトレーニングを行ううちに犬はその人をリーダーの位置に設定していきます。よくあるのは、リーダーの言う事しか利かない、なんてこともあるようですが、その場合リーダー一人に対して家族の設定が、犬(自分)から見て自分以下の認識とも考えられます。犬(自分)が一番下だということを教えていく必要もあります。※これについてはまた後程記事にします。

その家庭により必ず生活の上で教えたいルールがありますよね。そして思わぬ事故を起こさぬよう予防もためにも身に付けておきたいこともたくさんあります。大型犬などは犬が本気を出せば人が引きずられますので、誠実に愛情をもって育てていきたいものです。

 で、先ほどの『芸ではありませんよ』ということを、誤解がないよう説明しておきます。ドックショーなどに出る犬のことを言っているわけではありません。それとこれとは別として、例えば、『お手』『おかわり』『ちんちん』有名なところでしょうか。このタイプの指示は、遊びの一環で教えていくような感覚ですね。コミュニケーションの関わりの中で、そのようなことを教え楽しむのは良い傾向です。犬も自分がやることにみんなが笑顔になれば嬉しいんです。ただ、あれもこれもそれも…知っていることはどれもできるようにさせたいとムキになったり、たくさんのエネルギーを注いでストレスをお互いが抱えているようでは本末転倒ですね。まずは状況(空気)に合ったタイミングで教えたいことを区別にていくとよいでしょう。基本となる大切なしつけに集中できる時間は、作っていくよう意識してください。

 私が自分の愛犬を迎え入れて、最初に教えたのは『フセ』でした。教える順番に意味はありません。タイミング的にたまたま最初がフセだったのです。小さいころからアイコンタクトが上手でしたので、落ち着いている時間を狙って見つめました。すると、犬も見つめ返してきます。その時が一番のチャンスですね。名前を読んで目が合うのが本来理想でしょう。しかしそれは、まだ小さく名前にすら馴染んでない時期の最初から意識してやっても、名前を呼んだところでなかなか反応しません。それが続けば人は感情が乱れます。そうなってしまっては良い流れは作れません。目が合った時を狙って(※気の引く物を使ってもよいです)
『名前を呼ぶ』
『ジャスチャーとともに指示を出す』
『犬の体を誘導(体勢を教える)させる』
というような感じで、ゆっくり落ち着いて行うと呑み込みが早いです。

ひとつひとつの指示に対しての攻略法は、順次記事にしていきたいと思います。

 また、トレーナーに託すのも一つの選択でしょう。しかしながら、トレーナー(出張の場合)は時間で約束しているため、お客様の愛犬の精神状態の良い時を狙えませんので、スムーズにはいかない可能性が高い、と言えます。何泊かお預けして集中的に教え込んでもらうのは全体的に負担が小さい選択と言えるでしょう。ただ、離れたくない、預けるのは不安、という飼い主のために、ここで情報発信をしていき、飼い主がトレーナーの感覚が身につくよう、わかりやすく説明していければと考えております。

飼い主がリーダーであり、そのリーダーがトレーニングのノウハウを理解することで、愛犬のすべてに関わり、教えていくことで、愛情が何万倍にもなることを伝えたく、また人と犬が幸せになれる法則最大限に生かせるよう配信を通しお手伝いをさせていただきます。

今回はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございます。引き続き配信していきますので、ご愛読いただけたら幸いです。

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