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味噌煮行事【前編】

いつもご覧頂きましてありがとうございます。namisatoです。

ここは新潟県。
私は生まれ育った家も嫁ぎ先も自家製味噌を作っています。仕込む時期は雪が消える3月後半。今年は実家が3月28日、我が家は4月4日に仕込みます。

タイトルにある通り、私たち家族は味噌作りのことを味噌煮と呼びます。
私は小学生の頃から味噌煮を手伝っていました。1年に1回の行事です。

当時、家庭で味噌を仕込んでいる友達はいませんでした。
友達に「日曜日は味噌煮をするんだ~」というと「え!味噌を煮るの?」と決まってびっくりされました。
それ以来、家で味噌を仕込んでいる友人に出会うことはありませんでした。


結婚するまでは!



実家と嫁ぎ先は25km離れた距離。

主人も私と同じ様に味噌を作っている友達はいなかったそうです。

嫁ぎ先も味噌煮と呼んでいるので、この地域では昔からそう呼んでいたのでしょうか。

それにしても時がたった今でも周囲に驚かれます。
「え!味噌を煮るの?」って。笑笑

味噌の原材料は、大豆、米麹、塩。
材料の比率は偶然にも両家とも同じでした。

亡くなった母が年末に大豆を早々と買い込んであり、父は今年も家で作りたいと言うのでお手伝いに行ってきました。

縁側に大きなガス台に寸胴鍋。
父が7:30に点火して火の番をして11:30に茹で上がりました。

私達の作り方をご紹介すると、

(1)前日に大豆を洗って水に浸しておきます。

(2)大豆の倍に水を入れてぐらぐら茹でます。
大豆の柔らかさは指でつまんで潰れるぐらいが目安です。

(3)茹であがった豆は餅つき機で細かくつぶします。
清潔なビニールシートに潰した大豆を平らに並べていきます。
大豆を潰し終えたら、大豆を冷ましている間に餅つき機を洗ってしまいます。大豆が乾燥すると洗いづらくなってしまうからです。

(4)麹を大豆の上に薄く延ばします。塊はほぐします。

(5)塩を麹の上に薄く延ばします。塊はほぐします。

(6)頭にシャワーキャップ、手袋とマスクをして混ぜ合わせていきます。

(7)大豆の煮汁を柄杓に1〜2杯、大豆たちにかけて更に混ぜ合わせます。

この日はお手伝いだったので気を使って、あまり写真は撮りませんでした。


(8)混ぜ合わせた味噌を樽に詰めていきます。空気が入らないように丸めてからたたきつける様に入れていきます。

(9)味噌を入れ終わったら、さらしを味噌が見えないように敷きます。

(10)蓋をしてから、さらにビニールをかけます。



さて、今週末は我が家の仕込みの番です。

後編に続く。

貴重なお時間に最後までお読み頂きましてありがとうございました♪
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