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きょうだいからの影響の大きさ

発達障害を持つ弟からの影響は結構大きいものだったのでしょう。

娘は小さな時から2歳下の弟を、母の私に代わって、怒ったり遊んだり、世話をしてきました。

息子が中学になって、問題行動を起こすようになって、
(私からしたら、中学校が問題行動起こしてるように見えたんですが)
娘は、クラスメイトから、「お前の弟、不良なん?」と言われてことがとても嫌だと言っていました。

娘の同級生の一人が、息子を誘って夜に遊びに行ったりしたときも、
娘はその子に、「うちの弟にかかわらんといて」と、何度もはっきりと言ったそうです。
ただ、息子が、2歳上の、ちょっと不良っぽい先輩に憧れている様子で、
息子の方が、好んで付き合っていたのでした。

今、娘と息子は、仲良しで、お互い認めあっているように感じて、ほっとしています。

中学の時、娘は「あんな弟いらん」と言っていましたから、
親としては、気が気でなかったものです。

娘は大学の学部を決める時、社会福祉を選びました。

その理由の一つが、弟です。
弟が、中学校で、認められていたら、不登校になる事もなかった。
子供の環境、教育、そして、虐待、貧困などに興味を持ったようです。

息子も、中学不登校→非行の方向に進んでいた可能性もあります。
→病気の可能性もあります。
高校へ行かない事や、社会と遮断されることで、貧困の問題もあります。

娘の人生に大きく影響しているのは、きょうだいです。

息子にとっても、そうなんでしょう。


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