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不登校の生徒に通信制の中学校は慎重に進めるべきだ

先日、興味深い記事を見つけた。
不登校の中学生に通信制も視野にいれることを勧めた記事だ。

私も息子が中学1年生の時、不登校になって、在籍している中学校以外に行ける所がないか、探しました。電車に乗って、1時間以内には、何校かフリースクールがありました。息子に行ってみるか進めたこともあり、1校は、サドベリースクールで、2回見学に行ったが、そこは、遠い事と、金額が高かったので、諦めました。

親として、中学校の代わりになる所があれば、と思うのは当然のことです。

でも、早まらないでください。私は息子の経験から、中学校は不登校で、いいんじゃないかと思っています。

安易に通信制や、フリースクルーを勧めない理由は以下の通りです。

① 不登校の生徒が、別の場所だからといって、通える可能性は半々。
② 料金が高く、前もって払わないといけない場合は、行けなくても返金される事が期待できない場合がある。
③ 休む期間も必要

もちろん、フリースクールや、通信制だったら、楽しく通えて、勉強する習慣も持続できる場合もあるでしょう。

もし、そうならなかったら、親はさらに落胆し、子どもも自信をさらに無くします。だから、行動しないという選択もあると思うのです。

さらに、中学で、100万円(年間)を考えた場合、高校以降にそれを置いておくこともありだと思います。なぜなら、中学校はたとえ1日も学校に行かなくても卒業できますが、高校は、出席日数に満たないと留年、そして、退学する事になってしまいます。それなら、高校を出席日数を考慮する必要の低い通信制を選択し、高校卒業を視野に入れる方がいいです。

もちろん、通信制、フリースクールもいいところはたくさんあると思います。ご自身で、足を運ばれて、決めてください。ただ、子どもの環境を親が整えなければいけないという切羽詰まった考えに追い込まないでください。
たとえ、1日ゲームやユーチューブをしていた時期があったとしてもそこからでも子供は学んで成長していると私は思います。

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