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娘の高校カナダ留学⑥ホストファミリーチェンジ

2018年8月末、念願の高校留学を始めた娘。
希望に満ちているようでした。

しかし、すぐにLINEで、連絡が。

「寝られへん。変な時間に起きてしまう。」

娘は、いつでも、どこでも、寝れる子で、むしろ夜に弱い。
そんな娘が寝られないなんてちょっと心配。

いろいろと問題が。

①まず、Wi-Fiは、1日2時間、朝、1時間、夜1時間しか、使ったらダメらしく、1時間経ったら、自動的に切れてしまう。

娘が、学校の勉強で必要だと言っても、
高校生でスマホを持つのは贅沢と、言われたらしい。

②昼ごはんにお弁当を作るのに、3カナダドル請求された。
娘が、私に、「これって普通?」と聞いてきたから、
「確か、3食付きというのが、条件なので、お金を払うのは、おかしい」と娘が、ホストマザーに反論すると、「じゃあ、(お金は)いいわ。」と言われたらしい。

③親子喧嘩が、すごいらしく、聞いていた辛くなる。

④家に、60代くらいの男性が部屋を借りていた。
ホストマザーの彼氏と思っていたのは、間違いで、
ただ単に、借りているだけらしい。

そして、その人とは、ほぼ接触はないが、
バスルームは、その人と、娘が共有しているらしい。

ちなみに、娘の部屋に鍵もないらしい。

私は、この④が、気になり、心配になった。

そして、娘が、
いろいろな不安があり、私に、
「これって、普通? 我慢するべき?」と聞いてきた。

私は、言った。

「あんたは、何をしに、カナダまで行ったん?
我慢するため?
英語を話すためやろ?

ホストチェンジするべき!」

娘は、私の言葉で、ホストチェンジを決め、
エージェントに、つたない英語で、交渉を始めた。

そして、カナダについて、2週間でホストチェンジする家が決まった。
それから、1週間後、新しいホストファミリーに移動した。

ホストチェンジがあっさり認められたのは、
他人の男性が、住んでいて、それが、情報として知らされていなかったことだ。エージェントさえ、知らなかった。

そして、本来は、すべての情報、ペットでさえ、記載する必要があるのに、
書かれていなかったことが、ルール違反とされたらしい。

私としては、他人の男性が、5カ月も同じ家で住んでいたら、
何か起こる危険性を危惧していたので、本当に良かったと思った。

つづく


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