そこに愛はあるのかい

同じチェーン店でも好きなとこ・行かないとこって誰にでもあるのかな?
わたしはよくある。

ここのコメダはいいけど、あっちはなんかいやー
とか
ここのミスドはいつも美味しいんだよな
とか…

ってチェーン店ばかり行ってるわけじゃないのだけれど
チェーン店にはチェーン店の安心感があるから利用する。見知らぬ土地に遠征した時とか助かるわ。

美味しい美味しくない、の味がどうこうを伝えたいわけじゃないよ。

そのチェーン店の立地だったり働いている人の雰囲気だったり、客層?とか
まぁ数々のチェックリストをすり抜けたとこがお気に入り店になるのだが

そんな中

いやもー大当たりのお店に出逢えた。
ちょくちょくお見かけするコーヒーチェーン店だが普段はあまり利用しないとこ。
自宅近くのソコはあまりわたしのお気に入りムードではないし、お味も特に感動したことはなかったからね。

ところが、仕事の待ち時間を潰すために立ち寄ったここがほんとに大当たりだった。

おかげさまで濃密な時間を過ごすことができた。

AM7時台の珈琲らんぷ ほにゃらら店。

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モーニング時間帯でガヤガヤしてるかと思いきや

おひとり様が多く流れるクラシックと器のカチャカチャって音がひびいているだけ。

いやーーーなにここーー(≧∇≦)しずかで落ち着くしーーー!
えーーー(≧∇≦)なんかカップもかわいいーーー!

と心の中では大声を張り上げたよw

味も近所にあるこの店で飲んだときと違ってなんだか美味しかった。コーヒーなんて、淹れる人によって味が違う代表選手だよな。

落ち着いた雰囲気でしずかだし最高、と思ったが
マスターはめっちゃ元気よく体育会系でね。

それもまたなんかわたしにはプラスに作用したんだ。
マスターが口を開いたとき一気に場が明るく違うお店のようになったのよ。

常連客が多いようで…って郊外だからそんなもんか。来る人来る人、マスターと元気よく朝の挨拶を交わすがひとたび席につけばしずかーに各々の世界へと旅立っていた。

数人のお客様とのやりとりを盗み見ててさ

お客さまをもちろん大切にもしているが
あーなによりマスターがこのお店を好きなんだ、愛してるんだなーってのが一見さんのわたしにも伝わったんだよね。

そうか、ホスピタリティってこれよね。


目には見えないがサービスを提供する側がお店に愛を持っているかどうかって大事なんだな。

わたしたち人間だって動物だもの(なみを)目には見えないなにかを感知することはできると思うし。

きっとマスターのお店愛?みたいなものを常連さんは受取って心地よくなり
また次もその愛を感じにくるんじゃないのかな。

…などとなんか口に出すにはちょっと恥ずかしいことを感じさせてくれた珈琲屋さんだったわ。

つらつら書いたが

なんかなにもかもめっちゃよかった!ってことね。

うちから高速を使っても1時間弱…
チェーン店のコーヒーをまたわざわざ飲みに行ってしまうか?てほど感動したのでありました。

これからは「そこに愛はあるのかい」もお気に入り店を作る時のチェックリストに加えようっと。

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