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Camblyで世界の旅⑨心バキバキ?!スパルタ先生にぶち当たる!オーストラリアの講師とブラジル・日本のクラスメイトとの30分

 Camblyを初めてトータル3ヶ月近くになる。レッスン数は実に25コマ目。その中で、この講師好きだな〜って思う人もいれば、この講師はちょっと…と思う人も。自分なりになぜそう思うのかを分析してみた。

 私は基本的に「プロ」が好きだ。友達感覚で話せる人も、友達感覚に見せてちゃんとプロとしての仕事をしている人がいい。本当に友達感覚だけの講師は嫌だな。違いは何かと言うと、「友達感覚のみ」の人って全体的にダルそうで緩い。「私、トピックに沿ってするよりフリートークが好きだから、それでいいでしょ?」という感じだけど、フリートークもそんなに回してくれない。ただ話したいことをダラダラ話す感じ。その緩さやダラダラ感はどこから感じるかと言うと、あまり会話に興味を持ってくれていない印象から、かな。私自身が英語講師だから、そこは気をつけている。「話したくなる」雰囲気作りは語学講師には必須スキルだ。

 逆にめちゃくちゃ厳しい先生は嫌だな、と思っていた。けれど、実際会ったことがない。笑いながら話を聞いてくれて、気になるところはチャットで文字で正しい言い方を書き込んでくれたり…と、結構気を遣って指導してくれる人がほとんど。中級なのでなんとなくみんな文法や語彙は不十分でも会話は成立する。だから、先生も少し気を遣っているのかもしれないな。プライドを傷つけない様に。

 ただ、今回は違う。かなーり厳し目の先生と初めて出会った。乗っけから、クラスメイトの一言「ちょっと聞こえなかったからもう一回言ってください」の I didn't listen.を 「それを言うなら、I didn't hear. よ。さ、言い直して」と。その人がうまく飲み込めてなくて会話を進めようとすると、「その前にI didn't hear. はい、リピートして(全部英語)」とその人がリピートするまで言う。そこからのスタートだから、私たち生徒3人はなんとなくピリッと緊張し始めた。

 「はい、これ音読して」「あれ?聞こえなかった?音読よ」と先生っぽさ全開。音読すると「今あなたたちの口が全然開いてなかった。こうして言うの」とハキハキ話し、一人一人音読させられる。私の番がきて一通り読んだら「あなた今、気をつけて話した?それともいつも通りに話した?」と尋ねられ、え?何が正解なん?と混乱しながら嘘ついても仕方ないし…と「あ、いつも通りです」と答えると Perfect!!と急にニッコリ。私の発音はクリアだとよく言われるけど、きっと英語教室で生徒に、日頃からわかりやすい様に話しているからか。習慣に感謝。嬉しさより緊張で震え上がった。

 レッスンの中でその先生にすごく「プロ」を感じた。話の回し方、時間の使い方、うまい。それに発音もしっかり直してくれるから、実は今までなんとなく通じてきたし〜と英語を話してきた中級レベルの私たちにとってはかなり有効なレッスンなんじゃないかと思った。

 厳しいだけでなく、その先生は良かったら全力で褒めてくれる。いつもの「楽しい」にプラスして今日は「学んだな〜」と充実感でいっぱいの30分だった。同じ30分なら、こういうレッスンもいいな、と先生をお気に入り登録した。

 後日夫に話すと「怖」と言っていた。先生選びは、モチベーションと関係する。私自身はゆるっとした講師だけど、学習者としてはもっと学びたい欲が強いので、先生は厳しい人を選ぶ。講師選びは人それぞれやな、と思った。
 
 講師を選ぶ時には、自分が何を求めているのか。まずそれを知るのが大切だとも思う。それからその時の自分のヤル気だけでなく、自分のメンタルや性格と合っているかどうかも大事。学びたいからってスパルタ先生にして、結局しんどくなってやめるのはもったいない。
 その時々で先生のタイプも選べるから、私はこの方式が結構合ってるのかもね。しばらくCamblyは続けようと思う。


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