成果報告会の場での組織開発取り組み紹介

Change AgentのMasamiです。

私の所属する部門では、四半期に一度成果報告会があり、この期間でもっとも成果のあった技術検討テーマを説明する機会があります。この報告会では、総合職スタッフ全員が発表を義務付けられており、本社組織から要人達が聴講に訪れます。

今回、技術検討報告の場ではありますが、本取組を本社組織にオフィシャルな場で報告することで、全場所展開させる計画を実現すべく、「組織開発の取組状況」というテーマの発表を実施したい意向を上長に伝えました。

このような提案を受けるのは初めてとのことで、調整が入り、最終的は技術テーマの発表と組織開発のテーマの2本を一つの報告会の中で実施できることになりました。AirTimeが2倍です。この辺り、大企業であっても、筋の通る提案は熱量と実績があれば、例えばそれが前例がなくとも採用されるのだということが分かりました。いや、今の時代そうでなくては困ります。

本番当日、私は意図的に発表スタイルを変えました。技術報告では、ロジック重視の起承転結のある発表をしましたが、組織開発の紹介では、一転表情を変え、聴講者全員の表情をみながら、通りやすい声の発声を意識してプレゼンをしました。

なぜ組織開発に着目しているのか?、組織開発の取組の先にはどんな展開が待っているのか?、背景理論は何があるのか?、実施したWorkshopの内容はどのようなものだったか?、どのようにして取組の効果を測量しているのか?その結果はどうだったのか?これから具体的な取組は何を考えているか?...

発表が終ってみれば、会の最後の題目であった本発表が最も盛んな質疑応答になりました。それだけ、周りの方々も本テーマに興味を持っていることが浮き彫りになりました。

組織を如何に開発し活性化させていくかについては、ほとんどの方が

『興味はあるけど、どう動けば良いかわからない。』

といった状況になるのが、大企業の中の人の大部分です。

私はこれからも具体的にやって見せて、

『動きたいけど動けない方々の背中を押す。』

ことに注力したいと思いました。

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