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MBA生活振り返り2018年4月 〜覚醒〜

こんにちは。組織のChange Agentを目指すMasamiです。

ついにこの記事をアップする時がきました。2018年4月はMBA生活のハイライトと呼べる瞬間の一つです。Gobi Desert Challenge参加へ向けた取り組みで自分の活動の枠が一気に広がり(派遣元企業の広告塔になりました)、ダイナミックなチームワークを体感しました。パラレルキャリアに出会いました!!日本人同期が本を出版して刺激を受けました!!

その興奮の様子は本編にて。

では、どうぞ!


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 第2セメスター終了
4/26に最後のテストを受け終えて第2セメスターが無事終了しました。
全てのコア科目の受講が完了し、残るSpecial Term と第3セメスターは選択科目の受講となります。

 Management Practicum (MP)
今期最も力を入れていたManagement Practicum (MP)はクライアントの最終プレゼンが終了し、高い質の仕事に感謝されました。プロジェクト期間としては4月末なのですが、5月に重役に対して直接プレゼンする機会を得るというエクストラボーナスが発生しました。

以下、印象深かった出来事を記します。
チームは複数のInterviewを通じて、対象案件に対する内側(クライアントであるBT:British Telecomの内部情報)と外側の情報を収集すること、また私の方でもケーススタディができるコストモデルを作り上げることで、独自の知見が得られたと、活気ついておりました。そして、最終プレゼンではクライアントに対して良いRecommendation ができるようにと、よりチャレンジングな課題設定を設置しました。しかしながら、スーパーバイザーからは、“容易にスタンスを取るな”と厳しいコメントをいただきました。その真意はストーリーを重視しすぎるがあまり、不十分な分析やサポートデータから理論の飛躍をするなということです。仮に質疑応答の場面で、私たちが到達した結論を守れない場合(Logicの齟齬を突かれた場合)、どれだけ良いプレゼンをしても我々のジョブの価値が半減するということです。スーパーバイザーは長年、マーケティングの分野でコンサルティングを専門にしていることもあり、アドバイス1つ1つに重みがありました。

 Gobi Desert Challengeへの参加準備
4月29日〜5月1日の2泊3日の期間で、中国とモンゴルの国境付近に広がるゴビ砂漠でのサバイバルハイキングに参加します。今は重慶でレポートを書いています。アジア地区のMBA校から総勢2000名を超える参加者が参加し競います。チャリティー要素が強く、イベントの様子は主に中国で放映されます。
3月中旬に本社に本イベントのスポンサーシップを依頼し、ありがたいことに、受け入れてくれることになりました。
ここから事態が急展開を見せます。

私のスポンサー元からEvent Sponsorとして10,000SDGのサポートを得られて以降、チームに俄然勢いがつき、
1)Tiger Balm、TYR(スポーツ用品)、CAMEL(食料品)の3企業からレースに必要な物品提供という形でSponsorshipを得られました。

2)Youth Mental Healthに対するDonation活動が現時点で中国サイトで100% 目標達成(10,000SGD相当)、SGで目標50%達成(10,000SGD中5,000SGD)達成しました。
SGサイト:https://lnkd.in/fpBytb7

3)中国系のジャーナリストから2度の取材を受け、チームの状況や弊社からのスポンサーを受けた件についてお話ししました。

英語版で公開された記事としては以下のものがあります。
http://outside-in.nus.edu/beyond-the-desert-and-over-the-rainbow-racing-towards-youth-mental-health/
中国語ですが、シンガポール最大手のメディアに取り上げられた記事を末尾に掲載します。

4)NUS MBA AlumniのGroup Page (FB)に弊社ロゴ入りフラッグ写真と共に、弊社からのSponsorship獲得のニュースを投稿しました。

NUSコミュニティからのサポートも受けながら、10名のメンバーひとりひとりが自発的に動き、チームとしてダイナミックでスピーディーな活動ができており、非常に貴重な体験となっています。

また私個人としても、スポンサーシップ契約書の作成や、メディアに対して発信する内容の事前確認の為に、これまで接点の無かった本社のマーケティング部、広報部とやりとりする機会が得られ、嬉しく思いました。

 次なるインターンシップの準備
NUSMBAではスペシャルタームにインターンシップを実施することを推奨しています。私も社費学生でありながら、未知なる業種に挑戦する機会を見逃さないようにと、活動しておりました。
シンガポールでは、無給のインターンシップを提供するのはコンプライアンス上実施していない企業が多く困難を極めました。そこで派遣元企業の関係者に掛け合い、コンプライアンスの調整をしていただき、有給のインターンシップでもインターンシップ先からの報酬を派遣元に全納することで、参加可ということになりました。
現在3つの企業からインターンのオファーをいただいていますが、開始は5月末からを予定していますので、詳細は来月度以降の報告書で記載します。

 リーゼントマネージャー岡田兵吾さんとの出会い
シンガポールに、リーゼントマネージャーとして知られるマイクロソフトシンガポールに務める岡田兵吾さんがおられます。岡田さんにNUSMBAにゲストスピーカーとして登壇いただき、交流をもつ機会を持てました。
自己プロデゥースの非常に長けた人でありますが、そうなるまでのプロセスに私が留学に来てから遭遇した経験とも重なる部分があり、非常に共感をもてました。例えば、「自分の中で答えがわかっている時だけ発言することは、“積極的”とは言えない、そのスタンスであるならば、ネイティブに英語を使いこなす相手に対して、日本人としてディスカッションで対抗できる日は来ない。わからなくても手を上げて、発言権を得る前に必死で頭を回せ。」というアドバイスです。

また、岡田氏の掲げるパラレルキャリアも非常に印象深く残りました。
一組織人としてだけでなく、組織を超えた分野でも(彼の場合はチャリティー)深みを持ち、人生を豊かにしていこうという考えです。私の場合、実は音楽(主にピアノ)が該当します。音楽の力で文化の垣根を超えられることを度々経験しており、この方向で独自の世界観を深めながらマネジメントに活かせないかとかなり真面目に考えています。

 同期が本を出版
同じ年にNUSMBAに入学した日本人の仲間の石井遼介さんが、学業の傍本の執筆も進めてきており、4月27日に出版されました。2017年度の11月活動報告書でもお伝えしましたが、彼は私のプレゼンテーションの概念を変えた人物であり(プレゼンの目的を報告ではなく、オーディエンスに対して何かしらのアクションを起こさせること)、行動を通じて、自分も楽しみながら周りの能力を引き上げることができる人物です。世界は広いなと痛感させてくれる存在でもあり、自分自身を動かす原動力の1つともなっています。

 プライベート
本日誕生日を迎えて32歳となりました。少しでも多くのものを会社に持ちかえり、周りの人間に良い刺激と行動を促す人間になれるように精進していきたいです。


Singapore’s largest Chinese release newsletter-Lian He Zao Bao の記事
写真の後列右端

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以上です。

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