MBA総括

こんにちは。組織のChange Agentを目指すMasamiです。
私のMBA総括をさらっと一瞥できるようにしました。

下記に列挙する様々な項目にチャレンジできるのがMBAです。MBAホルダーそれぞれが、それぞれのストーリーを持っています。

MBA生活振り返りシリーズでは、この自己採点結果に至った経緯を(1ヶ月毎に実施していたリフレクション内容)を公開しています。

では、どうぞ!
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私のMBA(期待値に対する達成率:0~100,60が及第点)
・知識向上(体系的、座学的、旬なもの)= 80
・Diversityの中でのマネジメント力 = 80
・英語力向上 = 60
・異業種経験 = 60
・0-1経験(起業など) = 50
・ネットワーキング = 70
・キャリアup = 60
・自己探求 = 100
合計:570/800 (71%)
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・知識向上(体系的、座学的、旬なもの)= 80
旬なものとは、AI, Block chain 5G など最新のテクノロジーに関わるものです。学術書、経済レポート、ビジネスケースレポートを読み、グループワークやクラス内でのディスカッションを通じて、それら知見を吸収・消化することができました。各クラス学びについては、各月の振り返りレポートに記載していますので割愛します。受講した科目については、章末に一覧で示しました。

・Diversityの中でのマネジメント力 = 80
Management Practicum、Design ThinkingクラスをはじめとしたインターナショナルチームでLeadの立場を経験しました。はじめにチームメンバーのExpectationを確認し、活動を通じてどんな経験や成長をしたいのか、どんな不安を持っているのかを確認・共有する場を作ることが有効でした。その上で、熱意を持ってリーダーシップを発揮すれば、自然と補完し合い、良いチームは形成できてきます。対話が大切です。

・英語力向上 = 60
授業に求められる内容だけでなく、プライベートな思想や価値観に触れる深い議論を友人とできるようになりました。会話中やディスカッション中に求められる瞬発力はまだまだ継続して向上させる必要があります。しかしながら、気の合う仲間とは何時間も自然に話続けることができるレベルにはなったことから、及第点を与えています。

・異業種経験 = 60
2つのインターンシップ(戦略コンサルタント、M&Aアドバイザリー)を通じて、OJTでは経験できない職務経験を得ました。また、パートタイムという立場で働き、この雇用形態で働く人が直面する葛藤なども味わえました。この経験は貴重だと思います。なぜなら、同じチームでも、全員が同じ雇用形態とは限らないのが実態だからです。

・0-1経験(起業など) = 50
Design ThinkingでBlock Chainを活用した新しいビジネスモデルの考案、そのValidationを実施できました。Desert Challengeでクラウドファンディングを立ち上げ、チャリティー事業に貢献するプロジェクト完遂に携わりました。ただし、社内ベンチャーを立ち上げる疑似体験になるような経験をする時間は確保できませんでした。

・ネットワーキング = 70
幅広い産業、職種の広がりを持つネットワークをLinked in, Facebook上に構築しました。広がったネットワークの主要な対象は、NUSMBAのCohortであり、濃い繋がりはスポーツや音楽活動を共にした仲間や日本人のMBA同期、シンガポール和僑会のメンバーとなります。最後の11月、12月は、積極的にMBAの外にもネットワークを求めた結果、グローバルビジネスで活躍するシンガポール邦人のネットワークが大きく広がりました。ここで受けた影響は非常に大きいです。別のレポートにまとめていますので、後日公開予定です。

・キャリアup = 60
自身の学びを1ヶ月に一度定期的にレポートとして報告し、また8月には古巣に口頭で発表する機会をいただきました。結果として総合2から総合1への昇進に挑むチャンスを与えられ、昇進そのものも認められました。MBA取得後のポジションとして、学びを伝えやすい生産技術部に戻していただき、より事業部との距離の近いグループで活躍する機会を頂きました。

・自己探求 = 100
個性の強く、ハイスペックなCohortから影響を受けながら、自分の特性や強み・価値観を深く考え抜く時間を持つことができました。パラレルキャリアという考え方と出会い、会社名にぶら下がった自分だけでなく、個人の特性(音楽・Leadership・家族愛)を伸ばす活動に対するリミットを外し、結果的に、自然体な自分を見せられる豊かな人間関係を構築にするに至りました。ジャズを愛し、その感性を、仕事に活かそうとしています。

総括
総括として、数値化して評価するならば、570/800 (70%超)であり、MBA留学は非常に充実した時間でした。1日24時間という時間の有限性を考えると不可能であるため、常にプライオリティを意識した行動の選択をしていました。その結果、0-1起業経験は断念することになりましたが、後悔はありません。
後半は、社費という立場で、MBA終了後の配属先も早めに定めることができたことから、Post MBAを意識して、戦略的に時間を使えました。(私費でMBAを取りにきている仲間は、この間、ジョブハンティングにエネルギーを多く割かなければならず、授業への集中を保つことに苦労している様子が見られました)。その例として、Managing Changeのクラスでは、戻った後の組織での活躍を具体的にイメージし、アクションプランに落とし込むことで、個人エッセイ、グループワーク共にA評価でクラス最高点を取得しました。まさに有終の美を飾ることができました。

活動ハイライトと受講したクラス内容について図示します。

表1 活動ハイライト(2017年8月〜2018年12月)

表2 受講クラス一覧


自己紹介ページも更新しましたので、興味を持って頂いた方はこちらにも遊びにきてください。ブログ全体の目的を記載しています。

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