【新卒採用面接官になりました】
年始以降、飛ぶように過ぎていく日々の中に、新卒採用面接官としての依頼が。
就活時代の記憶が鮮明に蘇ってきたので、つらつら文字起こしします。
私が今の会社に入社を決めた動機は、まず志願のタイミングでは、
①自分自身のバックグラウンド(大学院での選択専攻)と合致していた。②当時の社長の業界を牽引するリーダーシップに共感した。③リクルーター(研究室OB)の能力に惹き付けられた。
という3点でした。
ただ、本気で入社したいと思ったのは、実は2次技術面接を受けた時なのですね。
研究概要を説明しただけで技術の要点を把握し、最後には研究のアイデアまで提案してくださった面接官。大変敬服した記憶があります。研究室の中ではない観点で質問やコメントをくださり、企業の技術者ってこんなすごいんだと。
(あのころ、自分の研究成果をロジカルに分かり易く伝える練習は研究室の仲間に手伝ってもらいながら何度もしていました。もともと大学野球部の主将を担っていたこともあり、リーダーシップの面ではある程度経験に基づくなにかは持っていたのだと思いますが、野球部コーチとして時間を多く割いていて、研究者やエンジニアの素養は周囲の学生よりも劣っていたと思います。そんな状態だからなおさら印象が大きかったのかもしれません)
ちょっと脱線しましたが、新卒採用の技術面接官は、この企業ってすごい!という企業の顔になる役割を持っていたり、こんな人になってみたい!と思わせ、その面接を受ける学生に大きな影響を与えうる役割だと感じています。
12年前にお世話になった当時の面接官は、配属先となった開発研究所の所長さんであることを後に知りました。錚々たるメンバーの一員に加えていただいたという思いと、自分が受け取るバトンを、しっかり次に繋ぎたい!という想いを持っています。
Chain of Leadershipという概念を過去に投稿したと思いますが、そんなポジティブな特性の伝播を継続するには、メミーシス(感染的模倣)が必須なのではないかと考えています。
技術面接官って、それができる場なのかな。と思います。ワクワクです。
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