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【組織開発×プロジェクトマネジメント×音楽理論】

私はピアノとギターを小さい頃から嗜んでいます。深遠なる音楽の世界に触れてからは、マネジメントと音楽を融合させることはできないかとずっと考えてきました。

これから起業というイベントを遂行するにあたり、社内でのプロジェクトマネジメントに従事することから、この組織活動を音楽セッションに例えて考えてみようと思います。

登場人物が多く難しい課題に直面したときには、音楽理論に立ち戻ります。今は、バッキングについて学びを深めていて、ピアノ弾きの私は、広範囲の音域をカバーします。相手とその楽器に合わせて音域を変えるのです。ベーシストがいるなら、ルート音は弾きません。

低い音ほど、それぞれが同じ音を出しているつもりでも僅かにズレやすいものです。そしてそのズレは人によっては耐え難い違和感となり得ます。
そうならないように、音の出す高さを変えたり、プレイヤー数を減らして音を間きます。

組織活動でも本当に似たような側面があります。高音のメロディ奏者は、音が軽いので重複があまり気になりません。ここはダブりがあっても許容できたりします。

プロフェッショナルな方ほど自分の音のテリトリーを意識します。空間をズラすか時間をズラすか、それぞれが十分に実力を発揮できるようなコンダクターを入れるか、それぞれが自発的に調整できるようなチーム編成・環境を考えます。

前者はオーケストラ型、後者はジャズセッション型。当然メンバーによって最適型は異なります。私はジャズ奏者なので後者を好みますが、これから進めるプロジェクトは、さてどちらになるのでしょうか。

※この類のテーマが好きな方は、是非こちらの記事もご覧ください!
【音楽理論とバッハのフーガ、今の現在地】


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