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『会社の思惑』に「私は」が奪われてるような。

営業として仕事をしていると、日々「会社の思惑」と出くわす。
私個人として、ではなく、常々枕詞の様に「会社として」が先に来る。

個人としては押し売りなんてしたくないけど…会社として必要だから…
私は〇〇がいいと思うけど…会社としては▲▲が推奨だから…

こんなこと毎日起こっている。
これが会社に入って働くということであり、
末端の現場営業としてやるべきことだから、別に嫌だとは思わない。

が、「会社の思惑」を遂行することに慣れてしまうと
どうしても自分の頭で考えたり、
自分はどうしたいのか、という視点がなくなってくる。

考えている素振りを見せつつ
立派に「営業」としての仕事は卒なくこなせる。

だけれど、私は『思考停止』である自分に気づいている。
考える力を失っているのも感じている。

いつも、ちょっと、気づかないふり。
見ないふり。見えてないふり。

いつしか、「仕事だからね、仕方なし仕方なし」って思っている間に、
「私は」が奪われててしまうようで怖い。

けれど、打開策もなかなか見つからないというか、わかってない。
どういう姿勢で「私は」を持ち続けるのか。

「私は」という主語を失わないで、
「私は」という主語が生きるように

また明日も私はフツーの営業という仮面を被りながら
ちょっと「私は」を意識して仕事するんだよなぁ。

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